「#020 いまどきブルックリン・ヒップスター・バンドの最高峰 Honduras」週4のライブハウスから、現場のミュージック。(独断と偏見でインディーバンドを選びます)

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ニューヨーク在住17年、週に4度のライブハウスを欠かしたことはない。
行ったライブハウスの数はもはや200を越える…(と思う)。
そんな音楽ライター、サワイ・ヨウコが独断と偏見で選ぶ、いま聴いておきたい、知っておくべき現場のインディーバンド。

#020
今時ブルックリン・ヒップスター・バンドの最高峰
「Honduras(ホンジュラス)」

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@aviv 9/3/2016

ホンジュラス?ん、中央アメリカの超治安悪い国? いやいや、いまブルックリンで大人気のヒップ・スターバンドなのだ。
ヒップスターと言えば皮肉った意味だが、ここでは良い意味で使わせてもらう。
彼らは正に、いまどきのブルックリンの若者がバンドをやったら、のお手本である。

グリーンディのメジャーコードとストロークスやブラーのヴィジュアル、知識面を持ち合わせた彼ら。パンク&ロックンロール、、、詰まる所、ロックしてるのである。ギターのタイソンとシンガーのパットは、ミッソーニ州時代での小学校からの友達で、メンバーは10年以上ブルックリンに住んでいる。

2年ほど前から顔を出すショーで彼らの名前を見るようになり、変な名前だな〜、と思っていたところ、今夏の野外映画の前座でプレイしていた。
大急ぎで一番前に走って見に行くと、友だちやファンに囲まれた演奏している彼らを初めてみた。
70年代後半のブリティッシュ・ロックとパンクの匂いを思わせつつ、リチャード・ヘルなどの、アメリカのシンガー・ソングライターの要素を盛り込むガレージ・ロック。懐かしいのにいまっぽい。ルックスも良い(セックス・ピストルズの現代版?)。

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以前紹介したソ・ソ・グロスともツアー仲間であり、アット・ザ・ドライブ・インをも思い起こさせる。

今夜のショーは、エンド・オブ・サマー・フェスティバルという、最近話題のブルックリンのローカルバンド(ゲリラ・トス、トール・ホワン、サーフ・ロック・イズ・デッドなど)との共演、彼らはヘッドライナー。
最近ではTidal(タイダル)のドキュメンタリー『Road To Made In America』シリーズに出演し、今年9月4日にはフィラデルフィアのMade in America(メイド・イン・アメリカ)フェスティバルにリアーナ、コールドプレイ、グライムスなどと出演。期待のブルックリン・バンドだ。

***
HONDURAS
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▶︎#019
知性漂うプログレ・パンク・ロックバンド「old monk」
▶︎#016
2016年版ライオット・ガール(超キュート!) Kino Kimino

サワイ ヨウコ/Yoko Sawai
ニューヨーク在住歴17年の音楽ライター。音楽イベント企画、メディアコーディネイト、レコード・レーベル経営(コンタクト・レコーズ)。ブルックリン・ベースのロックバンド、ハード・ニップスでも活躍。hardnipsbrooklyn.com

Photos by Tetora Poe

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