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  • Oct 11, 2016
今一番のカリスマ・ヨガインストラクターは「超ぽっちゃり!」。太っているとヨガできない、は迷信だった
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インスタグラムで「227,000人」ものフォロワーがいるカリスマヨギー、と聞いて、どんな人物を思い浮かべるだろうか。
私の頭に真っ先に浮かんだのは、お洒落なヨガウェアを纏ったスタイル抜群の女性。どっかのスポーツブランドの広告塔やモデルも勤めていたりするタイプの…。

ヨガ=「モデルや女優がやっている」というイメージは、私の頭に根強くこぶり付いていた。が、そんな頑固な固定概念を根こそぎふき取ってくれたのが、先ほどの噂のカリスマヨギーDana Falsetti(ダナ・ファルセッティ 22歳)である。

「太っているとヨガはできない」は迷信です

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 ヨガ本来は、フィットネスではなく「カラダとココロを整えるもの」。227,000人ものフォロワーを持つカリスマヨギー、ダナ・ファルセッティ(以下、ダナ)は、そう語る。
「私のことを(ヨガをするには)太りすぎだという人もいるでしょう。ですが、これがいまの私にとってベストな体型なのです」

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「太っていると、ヨガはできない」というのは迷信です、と体現してみせる。そして、ヨガに興味があるのならば、減量してからではなく「いますぐにはじめるべき」だといい、ヨガは体が柔らかい人や痩せている人だけのものではなく、「みんなのもの」だと断言する。

「ヨガをして痩せる人もいますが、そうでない人もいます。それは、ベストな体型というのが、人それぞれ違うから」

体重約100キログラムでも「できるんです」

 もちろん、彼女も最初からこんな難易度の高いポーズができたわけではない。
「私は物心ついた時から他の人よりビッグサイズ。そんな自分が嫌いでした」

 体重130キログラムを超えた大学時代は「人生でもっとも、鬱々としていた時期だった」と振り返る。「自分を変えたい!」とジム通いを続け、約50キログラムの減量に成功するも、「痩せて外見が変われば、嫌なことはすべて解決すると思い込んでいたけれど、それは大きな間違いだと気づいたのです」。

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 外見ではなく、内面と向かい合うことの大切さを痛感しヨガをはじめた、というダナ。クラスに参加したのは21歳のとき。クラス初日のことはいまでもはっきり覚えているという。
「まず、集まっている誰よりも自分がビックサイズであることを恥じたし、ダウンドックのような基本的なポーズでさえ、5呼吸間すら耐えられませんでした。そんな中、周りの人たちがヘッドスタンドや逆立ちを軽々とやってのけるを見て、私には一生無理だ、と感じました」

たった一年半で、この変化!

 だが、あれから1年半後には、このような難易度の高いポーズもできるようになったのだから驚きだ。彼女は今、講師として、生徒たちにこう伝える。「できない、無理だ、という思い込みが、自分の可能性を潰してしまう」。
 

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 インスタグラムをはじめたのは、「昔の私と同じように(ヨガなんて)無理だと思っている人たちに、固定概念を取り払って欲しくて」。反響は「勇気付けられた」というポジティブものから「(ポーズが)危なっかしい」というものまで様々。だが、「賛否はあってしかり」だという。

 過去の苦い経験があるからこそ、悩みを抱える生徒たちにも寄り添える。それに、「ヨガはみんなのもの」という言葉は、広告モデルのような講師よりも、ダナのようなヨギーに言われた方が、説得力があるように感じるのは私だけだろうか。事実、全米はもちろん、世界各国から「ワークショップをやってほしい」というラブコールが絶えないそうだ。

「ヨガは老若男女、どんな体型の人でも取り組める“みんなのもの”」。そう世間になじむ日も遠くはないのかもしれない。多様性は、ヨガの世界でも確実に広がっている。

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Dana Falsetti
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5年間の服役と自宅軟禁で学んだ写真。 世間に戻った写真家は、社会の歪んだ側面を切り取る。 Donato Di Camillo(ドナート・ディ・カミッロ)

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All images Via Dana Falsetti
Text by Chiyo Yamauchi

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