【今週のZINE】観光しない旅だけが見せる、知らない土地・ブラジルの日常。モノクロフォトジン『Rio(リオ)』 旅に出たとき、あなたは旅人(traveller)だろうか。それとも観光客(tourist)だろうか。 自分の知らない地へ訪れるという点では同じであっても、二者の目的とスタンスはまるで違う。それだから、カメラにおさまる写真… PIECES · 2016.9.23
【今週のZINE】白人が作る。「米国警察の犠牲者:有色人種たち」のポートレートを集めた社会派ジン『DON’T LOOK AWAY』 その根は途方もないほどに深い。未だなおアメリカにはびこり、終わることのない有色人種への差別問題。 中でも有色人種に対するアメリカ警官の暴力はとどまるところを知らず、今年だけでも123人の黒人が警官に射殺、全米各地で起きる… PIECES · 2016.9.16
【今週のZINE】オーストラリア人・旅女子。TOKYOで生まれた“感情”をイラストしたジン『Tachiyomi』。見たもの食べたもの・そしてときどきエモーショナル 旅は、訪れた街の魅力を教えてくれるだけでない。見知らぬ地で、息つく暇もなくやってくる新しい出会いや人とのふれあい。そこから沸き起こるさまざまな感情が、旅することの値うちではないだろうか。 その感情の留め方は旅人それぞれ… PIECES · 2016.9.9
【今週のZINE】ある男の「俺のポケットの中身」。超パーソナルなイラスト・ジン『Things I’ve Found In My Pockets』 久しく着ていない服に袖を通すと「あれ、なんか入っている」ってことしばしばありますよね。 思わぬ1000円札(くしゃくしゃの)を見つけた日なんて1日ハッピー。ある時は人には見せられない恥ずかしいものだって。ちなみに筆者はつ… PIECES · 2016.9.2
【今週のZINE】思春期ど真ん中のクィア女子、本音炸裂。ちょっと過激にエッセイジン『Not Straight Not White Not Male』 思春期といえば人生におけるもっとも多感な時期。「自分はいったいぜんたい何者なんだ」とアイデンティティは揺らぐ。 いまから4年前に作られたジン『Not Straight Not White Not Male(ノットストレー… PIECES · 2016.8.26
【今週のZINE】アメリカ版コボちゃん?笑いあり、ほろりありのほんわかダイアリーコミックジン『You Don’t Get There From Here』 1982年から連載34年目を迎える国民的4コママンガ、『コボちゃん』。 田畑ファミリーの日常がほんわかした画風とブラックジョークで色付けされたこの作品は、老若男女問わず飽きることなく楽しむことができるご長寿マンガだ。 … PIECES · 2016.8.19
【今週のZINE】ミニスカにハイヒールの“彼女”が共犯者。「グラフィティ×女」が艶っぽいモノクロフォトジン『Partner in Crime』 「最凶カップル」としてその名を歴史に残す犯罪者カップル、ボニーとクライド。 情事も悪事も共に犯す、恋人であり共犯者。 彼らまでの悪事とまでいかずとも、“二人でするイケないこと”は、恋人に日常の一線を飛び越えさせることもあ… PIECES · 2016.8.12
【今週のZINE】ミニスカにハイヒールの“彼女”が共犯者。「グラフィティ×女」が艶っぽい、モノクロフォトジン『Partner in Crime』 「最凶カップル」としてその名を歴史に残す犯罪者カップル、「ボニーとクライド」。 情事も悪事も共に犯す、恋人であり共犯者。“一緒にイケナイことしちゃう僕たち私たち”に盛り上がってしまったカップルだ。 そんな男と女の危うさ… PIECES · 2016.8.12
【今週のZINE】オネエの個性がギラリ。ドラァグクイーン・カルチャーがつまったマガジン『VYM Magazine』 鋭い切り口と歯に衣着せぬ物言いで次々とぶった切るご意見番的な“オネエ”として日本でもすっかりお茶の間に定着した「ドラァグクイーン(女装家)」の面々。そんな“彼女ら”、型にはハマらない、非凡な才能の持ち主が多いと思いません… PIECES · 2016.8.5
【今週のZINE】ひと夏の旅、一冊のジン。バルセロナの旅の思い出ジン『Barcelona Zine』 「安い航空券見つけたから行こうよ、バルセロナに」 ドイツ・デュッセルドルフ在住のグラフィックデザイナー、Jonas Möllenbeck(ヨナス・メレンベック)は、友人にそう誘われて“太陽と情熱の街”へと旅立った。 安い… PIECES · 2016.7.29
【今週のZINE】ロシアのスケートボーダーたちの姿。北国ロシアから届いたのは、いまアツいユースカルチャー・フォトジン『НЕВНИКАЙ 』 最近、ロシアのユースカルチャーがとにかくアツい。北国ロシア特有のキリル文字を目にする機会が増えたのもその一つの証拠になるだろうか。 ファッションデザイナーのGosha Rubchinskiy(ゴーシャ・ラブチンスキー… 2016.7.22
【今週のZINE】今夜、泣いちゃいましょう。みんなの“泣き”を集めたジン『The Cry Zine』 最近、いつ泣きましたか? デスクに向き合って、パソコンとにらめっこしている毎日で、ドライアイだけじゃなく、心までもドライになっていませんか。 近頃、泣くことを忘れてしまった人に是非読んでほしいのが、“泣き”を集めたジン… PIECES · 2016.7.8
【今週のZINE】世界を股にかける“ゲイ”セレブリティ集結。男とは?ゲイとは?を探求するメンズマガジン『Cakeboy magazine』 「Cakeboy(ケークボーイ)」。 1995年公開の青春コメディ映画「Clueless(邦題:クルーレス)」のワンシーンで「ゲイボーイ」を形容して使われた言葉。 それをそっくりそのままタイトルに冠したのが、ゲイ/クィア… PIECES · 2016.7.1
【今週のZINE】落ち着く場所と、モノと人。それぞれのホーム(拠り所)を集める『Home Zine』 あなたにとっての“ホーム”とはなんだろうか? ふと思い出す潮の香りが漂う“地元”、なんだか落ち着く近所の“タバコ屋”、言葉を交わさずとも伝わる“アイツら”。 「『ホーム』はなんにでもなりうる。“そこはあなたの居場所だと感… PIECES · 2016.6.23
【今週のZINE】カリフォルニアから採れたてサンシャイン。 292日の太陽を集めたジン『California Problems』 “カリフォルニア”と聞いてまず頭に思い浮かべるものといったら、なんだろう? サーフボードを抱え人々が集まるビーチ、海岸沿いに立ち並ぶパームツリー。 それにさんさんと降り注ぐ太陽。 そう、太陽。 カリフォルニアをジリジリ… PIECES · 2016.6.17