蘇る江戸の“色”文化。あの吉原跡地に「本屋」誕生、取り扱いは遊廓専門

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時は遡り、江戸時代。粋でいなせな江戸っ子や、堅気で無口、職人気質な江戸っ子だって、男たるものみんな時には「非日常感」を味わいたい。そんな時通ったのが“愛と性のテーマパーク”と呼ばれた日本最大の遊廓「吉原遊廓」だ。

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 先日、吉原遊廓跡地にオープンしたのは遊廓専門書店「カストリ書房」。
 遊廓にまつわる貴重な文献・史資料の発掘と復刻に努めている「カストリ出版」の直営店だ。

 一般の書店や古書店で扱っていないもの、公共図書館はおろか、国会図書館、各大学付属図書館にも所蔵のない文献を中心に復刻してきたカストリ出版。

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阿部お定 表紙
Image via カストリ出版

 長い間復刻が望まれてきた、戦後の赤線地帯を取材した奇書『全国女性街ガイド』を60年ぶりに初めて復刻したりと、2014年に設立されて以来これまでおよそ15冊を蘇らせた。
 単なるレプリカ・復刻に留まらず、本編のほか改めて関係者へのインタビューをも収録するのが特徴だ。

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 これまでオンラインと直接契約した書店のみでの販売だったが、これからはカストリ書房へ行けば、貴重な書籍が手に入る。
 今まで通り、復刻版書籍を中心としながらも新刊から絶版となっている古書をもラインナップ。他の出版社で発行された遊廓関連書籍も取り扱う予定だ。

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Image via カストリ出版

 書店は、かつて遊廓を経営していた家系の末裔から借り受けた7畳ほどの小さなスペース。
 オープンに合わせ改装を行いトークイベントや書籍販売会を開催するなど、読書や座学に留まらない、体験・体感ができる空間づくりを目指していくという。

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 春画や花魁、そして遊郭。江戸時代に栄えた文化は、いまジャパニーズカルチャーとして海外で人気を博している一方、日本では遊廓にはまだまだグレーなイメージを抱く人も多いのでは。
 しかし当時のカルチャー発信地であった遊廓は日本の文化形成を語る上で、欠かせないもの。

 かつて花咲いた旧「吉原遊廓」にて。教科書では決して教えくれない、いなせな江戸っ子が感じた「非日常感」を肌で感じてみてはいかがだろうか。詳しくはコチラから。

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Text by Shimpei Nakagawa

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