無意識な貧乏ゆすりに爪を噛み噛みペンまわし。長時間に渡るデスクワークや日々のフラストレーションからか、無意識にやってしまうこと、誰でも一つはあるのでは。
我々編集部の向かいのデスクの人(シェアオフィスです)はどうやらイライラすれば指トントンするクセがあるらしい。
![Fidget Cube Kickstarter - 4](https://heapsmag.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/2016/10/Fidget-Cube-Kickstarter-4.jpg)
そんな“そわそわ”・“せかせか”・“イライラ”の落ち着きない現代人のために開発されたのは、デスクにそっと置いておきたいおもちゃ「Fidget Cube(フィジット・キューブ)」。開発したのは、米スタートアップ「Antylabs(アンツィーラブズ)」だ。
![Fidget Cube Kickstarter - 2](https://heapsmag.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/2016/10/Fidget-Cube-Kickstarter-2.jpg)
使い方はシンプル。フィジット・キューブを思うがままに「もじもじ」するだけ。好みに合わせて6種のもじもじを搭載。
![Fidget Cube Kickstarter - 5](https://heapsmag.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/2016/10/Fidget-Cube-Kickstarter-5.jpg)
左から、
Flip(フリップ):スイッチのように前後にせわしなく「カチカチ」
Roll(ロール):思うがままに「クルクル」回しちゃって
Glide(グライド):ニンテンドーも顔負けのジョイスティック感触
Click (クリック):もうボールペンの「カチカチ」ともおさらば
Spin(スピン):弧を描くように「もじもじ」
Breath(ブリーズ):古来から伝わるworry stone(ウォーリー・ストーン、安心石)からインスパイアされた面を撫でれば、不安も和らぐ
見た目も愛らしいフィジット・キューブ、カラーはポップな10色を用意。大きさも消しゴムサイズだから、筆箱にポケットにそっと入れておけばいつでもどこでも、もじもじできる。
![Fidget Cube Kickstarter - 12](https://heapsmag.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/2016/10/Fidget-Cube-Kickstarter-12.jpg)
現代人の集中力持続時間は、なんと金魚以下(平均8秒、金魚は9秒)とも言われる。落ち着きのないデジタルネイティブ世代の我々現代っ子が必要としているガジェットは、最新のiPhoneではなく、この小さくてアナログなフィジット・キューブかも。
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All images via Antylabs
Text by Shimpei Nakagawa and HEAPS