“ワルい男との付き合い方”の作者、今度は〈いい友情の築き方〉のジン。最終手段はオレンジ色を身につけよ?etc

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「いまいる友だちとの関係にどこかしっくりいかず。じゃあ新しい友だちをつくろうと思ったんだけど、なかなか難かしかったのよね、これが」

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 誰しもが一度は抱えたことのある悩みだと思う。特に、家と仕事場の往復だけで終わる社会人になってからは一層感じる虚しさ。まあそんなぼやいていても仕方がないと、仕事帰りに趣味の集まりに顔を出してみたり週末に苦手なパーティーに頑張って行ってみたりする行動派、あるいは、めんどくさいし独りもたのしいからまあいいやと諦め、引きこもりに落ち着く派。いろいろいるが、彼女は「友情って難しい」を、今回も“ジン”で解決しようとした。“お金のいらないステキな暮らし”ハウツージンに、ひとりぼっちのススメワルな男と付き合うガイド、とワル・金なし・孤独のネガティブ三打撃をポジティブにジンに仕立て上げてきたジュリア姉さんだ。
 
「私に近づいてくる人って、純粋に私のことを知りたいのか、それともうまく利用しようとしているのかいつも疑っちゃう」というなんとも正直な彼女は、図書館と自分の本棚で見つけた本を読み漁り、ジン『For Better Friendship(フォー・ベター・フレンドシップ)』をつくった。しかも、その本というのが「魔法や魔術」に関するもの…。人間関係ハウツージンをつくるにあたって、自分の実体験ではなくスピリチュアルを注入するところに、ジュリア姉さんのちょっとナードな感じが出ていておもしろい。

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 そんな彼女に乞うてみた“友だち”アドバイス。どれに共感できる?

其の一、「オープンなコミュニケーションが大事。社交的で話しかけやすい雰囲気を持ち、ポジティブでいること。正直な自分で膝をつきあわせて話すのよ」「友だちは数じゃなくて質。たくさんの仲良しより、少ない親友を大切にしたい」。潔いくらいの、ザ・王道。わかるよ、わかる。でもこれができたら悩みが解決するんだが…。

其の二、「あまりいい友情関係を築けないなと思ったときは、くるっと踵を返してウォークアウェイ」。これは確かに一理ある。人と人なんだから、カチリと噛み合う方が珍しい。どうしても気が合わないなら無理しなくていいのか。諦めは確かに大事だ。

其の三、「オレンジ色をラッキーカラーにしてみて。オレンジには喜びや熱意、友情、魅力、刺激、自己統制、適合性、知性、感受性などを呼び覚ます力があるから」。これまた、朝のニュースの「今日のラッキカラーは!!!」のような…。友だちづくりも要は気の持ちようだし、明るい気持ちでいたら自然と人々が集まってくるとはよくいわれていること。どうにもうまくいかなかったらスピリチュアルに頼るのも一つの方法なのね。

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All images via Julia Arredondo
Text by HEAPS, editorial assistant: Yu Takamichi
Content Direction & Edit: HEAPS Magazine

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