顔も舐めちゃう。みんなのキス・いろんなキス。キッシング・イラストジン『Kissing Zine(キスしてる)』

恋人とのいつもの、あの夜の、忘れられない…..あ、そっちじゃなくて今日は「キスの話」。セックスの話はわりとするものの、そういえばキスの話ってあらためてわざわざじっくりしたことってない気がする(ありますか?)。
たまには、一夜(一度)限りのキス、しちゃいけないキス、忘れられないキスなんかについても思い巡らせてみましょう。ということで、今週紹介するジンは、『Kissing Zine(キスしてる)』いろんなキスのイラスト集、キッシング・イラストジンだ。

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 小学校低学年くらいの頃なら「キスで子どもができるらしいよ」という噂を一度は鵜呑みにし、クラスにひとりふたりはいた早い子に「〇〇くんとキスしちゃった」など聞けば、コイツ、ススんでる….! と好奇心の目を向けたりして、とにかくキスというのはオトナの恋愛関係を証明する一大事であった。が、いつのまにやら大人になるにつれてめっきり取り立てて話題にあげることはない。もしもいま、友人の一人に「この間、キスしちゃって…どうしよう」なんて相談をされたら「は?」。何をどうするの(何を悩んでるの一体)? と首を傾げると思う。

 キスの切実さを思い出すために、そろそろ「キスは愛の祝福! 千差万別のキス、そのどれもがすばらしい!」というキッシング・イラストジンを開こう。ジンの作者はメルボルン在住のタトゥーアーティストでペインター、そしてジンメーカーのジェマ・フラックちゃん。ジンメーカー歴10年、フェミニズムやアイデンティティ、ジェンダーをよく題材にするそう。自分自身についてじっくり考えてみられるようなものが好みだ。

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 キッシング・ジンはキスのイラスト集ながら、千差万別のキスになぞらえて「すべての愛のかたちを祝福する」というテーマが
ある。イラストにはクィアカップルたちのいろんなキスも。顔を舐めるのもキス、それだけ個人の好き好きが許されるキスのように、ノーマルな愛・あるべき愛のかたちを無視して、典型的な恋愛を気にしすぎるのを止めましょう、とジェマちゃんは言いたい。もしも差し出された恋愛マニュアルなんかには別の意味で舌を出しそう。

 ジェマちゃんお気に入りのキスは、何度も思い出すファースト・キス。「彼は舌を差し出してたんだけど、目をつぶってたから気づかなくて、彼の舌の先っちょにキスをしちゃったの(笑)。すっごく気まずかった!」らしい。甘酸っぱい思い出ですね。
「キスは唇が抱きしめ合うこと」だと思っているジェマちゃん。次回の友人との会話に、最近した一番良かったキス、なんかはどうでしょう。

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Photos via Gemma Flack
Text by Tetora Poe
Content Direction & Edit: HEAPS Magazine

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