【今週のZINE】「ヤバ、また延滞料金払わなきゃ…」うっかり女子の延滞歴をまとめただけのユルくて可愛いイラストジン『Late Fees Zine』

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たかが数百円。なんだけど、やり切れないというかおもしろくないというか、自分が悪いのも重々わかっているんだけど、なんとも損した気分にさせられる「本やビデオの延滞料金」。筆者も学生時代に大変お世話になったツ◯ヤに、数えきれないほど延滞のお知らせ電話をいただいた。忙しいあまりすっかり忘れていて、ある日ベッドの下から出てきた日には超ショックだ(埃を被って時間の経過を感じさせるDVDケースは絶望的)。何年も返していないDVDを発見して、そこにバイトとして潜り込んでこっそり返したヤツも居たなあ…。

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 割とみなさん一度や二度は経験のある延滞(料金)、“延滞癖”のある女の子が延滞歴ジンなるものを作ってくれました。ポートランド在住のアートスクール生ミカエラちゃん、“うっかり延滞しちゃった本”の表紙をイラストにして『Late Fees Zine(レイト・フィーズ・ジン)』にまとめた。

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 内容は、延滞した本の表紙と延滞料金をずらりと並べただけもの。だが、現在は美大生でブックアートを専攻しているというだけあり、マッチ箱を集めたデザインブック(延滞料金168円)アール・デコ建築本(延滞料金168円)、デヴィッド・ボウイのドキュメンタリーDVD(延滞料金225円)と、そのイラストを眺めるだけでもおもしろい。「“平凡”や“儚(はかな)さ”をコンセプトに作ったの」だそうだ。

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 ミカエラちゃんのジンを思い出せば、次の延滞料金はちょっと笑えるかも。ま、理由はなんであれ、きちんと期限内に返却できるのが一番ですね。 

Late Fees Zine

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All images via Michaela Coffield
Text by Shimpei Nakagawa, Edited by HEAPS
Content Direction & Edit: HEAPS Magazine

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