着る服はその人自身を表すというように、着る人のキャラクターや哲学でさえも、その時の服がいかようにも演出するものだ。
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さて、人間生活を営む上で欠かすことのできない服だが、ファストファッションの影響もあって生産される数は年々右肩あがり、しかしそのうちの相当数は依然としてゴミ箱行き。
ヨーロッパと北米だけでも現在およそ1,500万トンの衣料品(なんと象400万頭の重さ)、日本でも年間60万トン、およそ20億着の衣料品が再利用されずに捨てられている。
そのとんでもない現状と、ある利点に目をつけたファッションブランドが「ReBlend(リ・ブレンド)」。再利用可能な繊維から新しい服を生み出す。捨てられる服の95パーセントは再利用できるのだ。
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オランダはアムステルダム在住のAnita de Wit(アニタ・デ・ウィット)とJoanneke Lootsma(ジャンネケ・ローツマ)が展開するリ・ブレンドが作るのは「地球に優しい繊維で作る、とってもお洒落なコレクション」。
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100パーセントが地球に優しい繊維は、70パーセントが再生糸、30パーセントがペットボトルからリサイクルしたポリエステル。徹底したエコでありながら、デザインも秀逸だ。アムステルダムのファッションブランド「BYBROWN(バイブラウン)」が手掛けているデビューコレクションは高級セレクトショップにならんでもいても見劣りしないほど。
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エシカル・ファッションが浸透してきたいま、リ・ブレンドの服は環境にやさしくしたい、お洒落もしたいあなたの一着になる。
自分をよく見せたい、それを叶えながらエシカルでいる。リ・ブレンドの服は、纏うことで大げさにエシカルを見せつけはしないが、「エシカルでいる」という意識は佇まいとライフスタイルをしゃんとしてくれそうだ。
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とっておきの一着はコチラから。
[nlink url=”https://heapsmag.com/?p=8866″ title=”『捨てない』を叶えるデザイナーの、“一つしか作れない時計””]
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All images via ReBlend
Text by HEAPS, editorial assistant: Shimpei Nakagawa