最後に旅にでたのはいつだろう。
旅にでたい、と思ってもスーツケースやバックパック片手に飛び出すことがなかなかできない多忙な現代人。
それでは、とこう投げ掛ける。
「旅にでる暇がないなら、毎日を旅にすればいいじゃないか」
「旅の途中のようなマインドで、日常をクリエイティブに暮らす」方法を提案する、「(必ずしも)旅に出ない旅行誌」MOUTAKUSANDA!!!(モウタクサンダ)が第2号目となる ISSUE1創刊を予定している(現在クラウドファンディング中)。
フリーランスエディターの山若マサヤが編集長を務める同誌は、旅に出ないで旅行するという、旅の概念を覆すようなコンセプトを掲げ、都市の忙しい生活を旅行者の心理でクルージングするマインドとライフスタイルの形を紹介する、ユニークに逸脱したマガジンだ。
昨年秋に発売した初号 ISSUE 0では、雑誌を1日の時間に見立て、朝11時の寝坊や、
早起きが美徳だっていうプロパガンダにはそろそろ飽きた。
旅のような1日を始めるには、予定もルールも要らない。
最高に気持ちがいいタイミングを狙い澄まして目覚めたらいいんだよ。
(冒頭文より)
夜8時の植物鑑賞をも旅に取り込むアイデア、
移動時間をエキサイティングに楽しむ方法、
…などが詰まった巻頭企画「24hour travelling people」をはじめ、詩人やヒップホップアーティストなど言葉の表現者たちが選出した「言語のトリップ」を体験できる本を紹介。
今回発刊予定の ISSUE 1 では、「1.3時間の旅」と冠した特集を組み、1日24時間の1.3時間で体験できる、旅行の高揚感や非日常感を表現する。2016年5月頃にお届け予定とのこと。
現在、Makuakeにてクラウドファンディング中
旅のように暮らしたい方、ファンディング支援はココから
MOUTAKUSANDA!!! moutakusanda.com
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Text by Risa Akita