左スワイプ(nope)、左スワイプ、ひだ、、、、うん。右スワイプ(like)。
日本でも広がりを見せるデーティングアプリ「Tinder」。気に入ってもらう「右スワイプ」のためには、もちろん写真とプロフィールが鍵を握るわけで。だから、右スワイプのために、プロフィールに忍ばせる”セールスポイント”は様々、、、なんだけど、やり過ぎというか、やっぱり少し的を外れたというのか、一言でいえば”イタい”のがいるんです。
そんな男性を一刀両断、鮮やかにばっさりと切る一人の美女。迷うことなく「イタい男たち」を晒しまくる!
プロフをスクショ、Tumblrに貼付けて晒す
Lane Moore, photo by Mindy Tucker
もっぱら話題のその「晒し」は彼女、Lane Moore(レーン・ムーア)のTumblr、 “The Male Feminist of Tinder(Tinderのフェミニストたち)”で行わている。色々と聞きたいこともあるので、ミス・ムーアにメールしてみた。
ーまず初めに、「The Male Feminist of Tinder」をはじめるきっかけを教えてください。決めてとなった”おバカさん”がいたんでしょうか?
Ms. Moore(以下、M):もともとは私自身もTinderユーザーだったのと、Tinderにまつわる面白おかしいコメディショーTinder Liveを一年間やってきたが為に、おそらく人より多く、男性の”Tinderプロフィール”を見てきたと思う。それで、気づいたの。最近、プロフィールの中で自分のことを”フェミニスト”って称する男たちがすごく多いって。「僕は女性の味方ですよー!」って掲げてる人をね。「女性差別について考えていると、夜も眠れないんだ…」みたいなプロフの男がいて、それをツイッターに投稿するやいなや大反響。間髪入れずにその夜には“The Male Feminist of Tinder”を立ち上げたわ。
ーなるほど。それじゃあ、これまでのそんな男性陣で、ベスト(?)フェミニストにあげるなら誰ですか?
(普段はフェミニストだから優しいけど…ベッドじゃあひと味違うよ)
女性陣からは
「彼、してるときこんな格好なんだろうね(笑)」
「ヨガが女性の気を引けると思ったのかな?にしても、このポーズ…床でしてるときじゃん(笑)」
というコメントばかり…(笑)。
ーこれは…イタいですね。実際、プロジェクトにはどんなコメントが寄せられてます?
M:女性からは「わかるー!」って反応が多いかな。あとは「私はこんな男見つけた!」とかスクショが送られてきたり。
いまでは数え切れないほどの“Tinder man”が送られてくるわ。日本のイタい“Tinder man”もみたい!読者の皆様、是非送ってください。男性からは「勉強になった」とかね。これをみてプロフィール直している男性陣、そうとういると思うわよ。
ーほんと、Tinderのプロフをがっつり写真つきで晒してるじゃないですか、コレ。
「おい、これオレじゃないか!なんなんだよこれ!?」みたいな苦情ってありました?
M:一度だけあった!だから、「彼のプロフィールがなぜ・なにが“イタい”のか」彼に説明してあげたの。そしたら理解してくれて、むしろお礼を言われたわ。
ー素直な人ですね(笑)ところで、ムーアさんはTinderから始まる恋愛って信じます?
M:恋ってどんなところでも見つけることが出来ると思う。私自身も、Tinderを通じてとてもいいデートを経験をしたことがあるし、Tinderで出会ってとても幸せになった友人も二人知ってる。
ーじゃあ、いまでも純粋に自分のためにTinderを使うことってありますか?もしそうなら、あなたの右スワイプの基準を教えてください!
M:残念ながら現在はノーね。休憩中。でも私がいま右スワイプするとしたら…その男性と出かけるイメージの湧く人かな。楽しませてくれそうな人。右スワイプしたら、あとはその男性が個性的で魅力的な人だと願うのみ。
Tinderを利用中の男性陣、もう一度、自分のプロフィールを見直してみたほうがよいかもしれません。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
Lane Moore / lanemoore.org
Twitter:@hellolanemoore
Instagram:@hellolanemoore
Facebook:@itwasromace
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Images Via Lane Moore
Text by Shipmei Nakagawa, edited by HEAPS