#BlackLivesMatter/On the Street いま、ニューヨークの日々02

5月29日〜、この街に生きるさまざまな人たちの、それぞれのやり方でたたかう姿を写真に残していく。
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5月25日、米国ミネソタ州のミネアポリスで、ジョージ・フロイド(George Floyd)氏が4人の警察官に取り押さえられて命を絶たれた。約9分間、何度も繰り返された「I Can’t Breath(息ができない)」「Mama(ママ)」。

一人の市民がその現場をビデオに撮って投稿。それによって瞬く間に多くの知るところなり、事件の同日には抗議運動がはじまった。警察の不当な暴行への抗議にはこれまでに命を落としてきた黒人たちの名前も挙げられ、米国に敷かれてきた特権と搾取の構造への抗議へと拡大。Black Lives Matter(ブラック・ライブス・マター)の運動は、人種と人権問題への抗議として、かつてない勢いと規模で全米、世界に広がっている。

Black Lives Matter(ブラック・ライブス・マター):
2012年、フロリダ州で黒人少年トレイボン・マーティンが白人警官に射殺された事件に対し、SNS上で#BlackLivesMatterというハッシュタグが拡散されたことに端を発する。その後、全米各地でおこっている警官による黒人への暴力に抗議するスローガンとして使用されている。

平和的な抗議から、街や公共物に火を放つ者や店に押し入る略奪と暴動(人種関係なく抗議活動の拡大に乗じた存在も多い)、催涙ガスやゴム弾で平和的な抗議者もジャーナリストも一緒くたに力で圧する警察の姿までが連日報道されている。そしてそれらの報道の裏には、抗議や暴動などに巻き込まれて命を落とした一般市民もいる。報道される群衆の歩く道には、粛粛と生活を送る人たちがいるということを、見落としそうになる。

HEAPS(ヒープス)は、編集部の拠点である米国のニューヨークで、この街に生きるさまざまな人たちの、それぞれのやり方でたたかう姿を道でとらえ、写真に残していく。

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——Photo Credt——
Eye catch image by Sako Hirano


from top to bottom,
Photos 1〜3:by Sako Hirano
Photos 4〜5:by Kohei Kawashima
Photos 6:by Sako Hirano
Photos 7〜10:by Kohei Kawashima
Photos 11:by Sako Hirano
Photos 12〜13:by Kohei Kawashima
Photos 14〜25:by Sako Hirano
Photos 26〜27:by Kohei Kawashima

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