2016年といえば、ビール純粋令※500周年。ちょっといつもとは違ったビアグラスで楽しむのもいいかも、と、紹介したいのがこのグラス。
ちょっと小さめで親しみやすいフォルム。色がいくつもあるから“マイグラス”を認識しやすく、ピクニックやBBQにももってこい。
可愛くて持ち運びも簡単、これからの季節に最適のビアグラスだ。
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※ ビール純粋令
1516年4月23日に公布されたもので、ビールの原料を「麦芽、ホップ、水」(1551年にはこの原料に「酵母」が加えられる)に限定した法令。現在まで有効な食品に関する法律としては世界最古。
さて、これを作っているのはというと…誕生から400年を迎える「有田焼」。ちょっとびっくりしません?
有田焼といえば、焼き物に詳しくない筆者がイメージをざっくりいうと、古(いにしえ)感漂い、モダンなものもあるとはいえ、伝統ゆえか普段のライフスタイルとは「一線」がある感じだった。
が、今回、ピクニックやBBQ、アウトドアでもいけるビアグラスとは。
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ある意味伝統を打ち破る、思い切った取り組みに出たのは150年続く有田焼窯元、幸楽窯5代目当主・徳永隆信氏だ。
「有田焼が伝統産業として生き残るのであれば、時代のニーズに合わせて変わりながら語り継がれていかなくては。
昔の栄光にすがり、昔ながらの「美」というものを礼賛するだけでは、有田焼の存続はない」という思いで、今回のビアグラスに着手。
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市場の求める価格のものを作れるよう、そして何より現代人のライフスタイルにマッチするよう何度も試行錯誤をしたとのことだ。
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一点一点、注文が入ってから職人さんが手作りしてくれるので、同じものは一つとないまさに「自分だけのビアグラス」。
400年来の伝統を革新し現代のライフスタイルに寄り添ってくれる有田焼。こちらもビアグラス片手に伝統に一歩踏み込んで、いつもと違うビアタイムを楽しんでみるのもいい。
ビールの500年記念、そして有田焼の400年を同時に祝うにも、純粋にこのビアグラスで飲みたいという人も、
詳しくはコチラから。
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