週4のライブハウスから、現場のミュージック「#007 ニュージャージーをなめるな!『Screaming Females (スクリーミング・フィメールズ)』(独断と偏見でインディーバンドを選びます)

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ニューヨーク在住17年、週に4度のライブハウスを欠かしたことはない。
行ったライブハウスの数はもはや200を越える…(と思う)。
そんな音楽ライター、サワイ・ヨウコが独断と偏見で選ぶ、いま聴いておきたい、知っておくべき現場のインディーバンド。

#007 ニュージャージーをなめるな!
Screaming Females
(スクリーミング・フィメールズ)

ニュージャージーといえば、ニューヨークのお隣の州(電車で20分くらい)だが、何かとニューヨークの影で忘れられがち…。
がしかし、ニュージャージーにも音楽シーンはあるぞ!ニュージャージーのニューブルンスウィックを拠点とするパンクバンド「Screaming Females(スクリーミング・フィメールズ)」。
メンバーはまだ20代後半。フロントウーマンのマリッサ嬢が、エミリー・ザ・ストレンジ如く黒のワンピースで、男子もタジタジの凄腕ギタープレイをする強烈バンド。既に6枚のアルバムをリリースしている。

初めて見たときはまさに目が釘づけ。
だって、ギターも上手いが歌も上手く、狂犬が吠えているようなのだ。
小さい女子が、こんなにパワフルなプレイをするんだ、とため息さえ忘れた。
その評判から、ガービッジ(彼女たち、大ファン)やデッド・ウエザー、ダイナソーJRなどの有名バンドのオープニングも務めている。

http://https://www.youtube.com/watch?v=3TmKvkndndQ
Screaming Females, BoyFriend

マリッサの病気で一年ほどのブランクがあったが、2015年最新アルバムの『Rose Mountain(ローズ・マウンテン)』で華麗に復活。
一年のほとんどをツアーに費やし、有名バンドと共演しても、彼女たちのD.I.Y.感はそのままなのがファンとしては嬉しい。
ステージ上では男勝りなマリッサだが、近くで見ると目がキラキラした少女漫画のような顔をしている。そのギャップがまた、最高なのだ。
ちなみに彼女たち、「ニュージャージー出身の」と言われることに誇りを持っている。

screamingfemales.com

[nlink url=”https://heapsmag.com/?p=8537″ title=”フロアを最高に沸かせるのは、「カセットテープのDJ」だ! Awesome Tapes from Africa”]

***
Screaming Femalesの、テイラー・スウィフトのShake it offのカバーも↓↓↓

http://youtu.be/Zm1-bVYio1k

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サワイ ヨウコ/Yoko Sawai
ニューヨーク在住歴17年の音楽ライター。音楽イベント企画、メディアコーディネイト、レコード・レーベル経営(コンタクト・レコーズ)。ブルックリン・ベースのロックバンド、ハード・ニップスでも活躍。hardnipsbrooklyn.com

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