レンズ越しから引き出される“芯の強さ”

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MAN discovers “Strongness”

「写真に収めずにはいられない」。カメラマンにそう思わせるほど、内面の魅力が外に溢れている被写体がたまにいる。顔を覆う髭と独特な雰囲気が印象的なモデルのジョナサン・ライバスもその一人だ。カメラマンのライアン・クリーブランドは、彼に出会った瞬間、彼のポートレイトを撮らずにはいられなかった。「レンズ越しに見たとき、外見だけじゃなくて、奥に秘められた魅力に惹きつけられたんだ」。モデルを集めたスタジオでのテスト撮影のはずだったが、一瞬にしてジョナサン一人のポートレイト撮影になった。ロサンゼルスで生まれ育ったジョナサンのインスピレーションの源は、LAカルチャーに代表されるスケートボード、音楽、アート、ファッションなど、街に溢れているすべてのモノ。そんな彼のポリシーは、“What doesn’t kill you makes you stronger.”「死にそうなほど辛いことこそが人を強くする」という意味で、かつて哲学者であるニーチェがいった言葉でもある。この言葉が示すのは、精神的な強さの追求だ。そしてジョナサンのそれは、ライアンのレンズと写真を通して、“芯の強さ”として写し出されている。

Credit:
Photographer: Ryan Cleveland
Model: Jonathan Rivas-M Model Management West Hollywood
Wardrobe Styling: Francesco Roth
Hair: Anna Estella Patterson
Makeup: Victoria Zengo

Writer: Yo Sato

掲載 Issue 10

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