「サヨナラ生理の憂鬱」おシリのうっかり染みetc.“生理の失敗談”を笑い飛ばすジン『Bloody Fantastic』

「あぁ、またか」。体にとって自然で大事なことだとわかっていても「イタい、ツライ、めんどくさい」。で、こっちの予定などお構いなしにふらりと訪れる態度に、時に行き場のない苛立ちだって覚える。月一度の恒例行事、気の重くなるあの一週間。“生理”のこと。

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 気分がノらない一週間に突入した女子に一読してもらいたいのが、イラストレーションジン『Bloody Fantastic(ブラッディ・ファンタスティック)』。「確かに生理はめんどうだしツラい。でも生理を敵にするんじゃなくもっと理解するべき!」とシアトル在住のジョイスちゃんが、可愛くコミカルに生理を讃美する。

 まず目を引くのは、生理のいや〜な雰囲気を吹き飛ばしてくれるタイトル。“bloody(英国のスラング「すごい」)”とかけての「血まみれ最高」。ページをめくれば、“うっかり血をつけてしまったモノにマルをつけてみよう”コーナーや、“生理の迷信正しましょう”コーナー(誤:「タンポンは膣のなかで迷子になる」「生理の血は普通の血と違う」「一回の生理で何リットルもの血を失う」)。「生理という話題を不快に感じる人もいると思う。だからこそ、遊び心と気軽さで、誰が見ても楽しめて消化可能なものにしたかったの」。ゴールは、「私もこの経験ある!」「姪っ子にこのジンプレゼントしよう!」なんて思ってもらえることだとか。

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 ここでジョイスちゃん自身の生理にまつわるイタタなエピソード。「つき合ったばかりの彼の家にお邪魔していたときのこと。まさに生理中だったんだけど、血が漏れてることを知らずにニスを塗る前の彼の木の椅子に座っちゃったの。必死で落とそうと頑張ったんだけど、無理だった」。とほほな恥かし体験ももちろんあるにせよ、「好き嫌いは別にして、生理って女性にとって大きな出来事の一つ。月経は体の中から毒素を排出してくれるしね。素晴らしいことよ(That’s fantastic)!」。

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 取り消せないあの日の染みも思い出も、いまじゃ笑い話。いち女子の生理経験に共感したりクスッとしているうちに、気づけば痛みのことなんて忘れているかも。ま、おシリのうっかり染みには気をつけたいけど。

Bloody Fantastic

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All images via Joyce Hwang
Text by HEAPS, editorial assistant: Tomomi Inoue
Content Direction & Edit: HEAPS Magazine

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