「アクティブなホームレスになりたい!」ライター、写真家、大工…自分のスキルを無償提供、全国バン生活のおじさんが目指す「自分シェアリング」への道

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近年、自ら、積極的に家なし(ホームレス)生活をする人が急増中?らしい。家なしで全国をまわる坂爪圭吾さんや、自分の1日を50円で売るホームレス小谷(こたに)さんなど、若い世代があえて“定住場所のない生活”を選んでいるという。

そしてここにも一人。あるおじさんが“アクティブなホームレス”になろうとしている。

 そのおじさんとは、新井由己(あらいよしみ)さん、51歳。20年近くライター・フォトグラファーとして、全国津々浦々取材に出かけ、戻ってきては雑誌の記事や本にまとめる生活を送ってきた。
 自宅と取材地の往復生活のなかで、「ひとつの取材だけして帰るのはもったいない。その土地に出かけたら、前から気になっている人やレストランも取材したい」と思った新井さん。

ホームレスおじさん

「自宅に戻る必要はない」、と2014年秋には軽バンの屋根にソーラーパネルを取り付け、自宅兼仕事場に改造し約4ヶ月間の取材旅行へと発った。

ホーオジ2

 今回クラウドファウンディングに踏み切ったのは、「自分シェアリング」をはじめるため。

「自分シェアリング」とは、文字どおり自分自身をみんなにシェアすることで、物々交換とは異なり、見返りを求めず自分ができることを他人にしてあげることを指す。
 
 新井さんは、本業のライター・フォトグラファー以外にも、大工仕事、ウェブデザイン、楽健法という足を使ったマッサージなど自分の特技を無償で提供し、ダーナ(寄付)によって成り立つ暮らしをスタートしようとしている。
 現在の軽バンではネジ類や電気・水道の部品など大工道具の積み込みができないため、新たなトラックハウス作りに資金が必要となるわけだ。

ホーオジ5

 従来の社会規範に収まらない半生の中で培ってきた知識と経験を生かし、「お金がなくても生きていけること」「定住しない生き方」を体現する。住所不定の“アクティブ・ホームレス”おじさんは新しいライフスタイルを提示するだけではなく、カネ、カネ、カネに捉われがちな現代人を本来あるべき人間の原点に立ち帰らせてくれる。

 可愛い子、そしておじさんには旅させよ。アクティブなホームレスおじさんへのダーナ(寄付)はコチラから。

ほーおじ3

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Text by Shimpei Nakagawa

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