新進気鋭の写真家が探求する〈手紙〉。ポストイット、遺書もモチーフに。独特のアプローチで迫る“哲学的”な写真展

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今回紹介するのは、ロンドンのパーディー・ヒックス美術館で開催中の『Destinerrance』。イギリスを拠点にする新進気鋭のポルトガル人写真家エドガー・マーティンス(Edgar Martins、1977-)の写真作品が展示されている。

同展のテーマにもなっている“Destinerrance”は、フランスの哲学者ジャック・デリダが考案した概念で、誤りがもたらす物事の方向性や運命のこと。「すべての書簡や手紙は、間違って解釈されたり、誤った宛先に送られる可能性がある」(デリダ)。この考えを下敷きに“手紙”を探求、遺書や囚人間で交わされた手紙、辛辣なメッセージが書かれているポストイットなどをモチーフに、手紙のコミュニケーション、ドキュメントとしての役割を表現する、独特な写真展だ。


Edgar Martins Letter of Departure 2, 2017, C print, Edition of 3, 50 x 40 cm

Edgar Martins Letter Diary entry from Inmate A 14th April 2018, C print Edition of 3 25 x 20 cm

Edgar Martins Paper Plane Inspired on a Letter Written by an Inmate in the Early 1900s, 1 2017 C print 60 x 50 cm ed of 2

Edgar Martins Paper Plane Inspired on a Letter Written by an Inmate in the Early 1900s, 5 2017 C print 60 x 50 cm ed of 2

Edgar Martins Stop Gein’ me yon Funny Look 2018 C print Edition of 3, 30 x 24 cm

Edgar Martins Sum of Destructions 2017, C print Edition of 3, 30 x 24 cm

Edgar Martins Sum of Destructions II, 2017, C print Edition of 2 30 x 24 cm DIPTYCH 1

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