右スワイプで職探し?「デートアプリの感覚で次の職場とマッチング」してくれる“職探し版ティンダー”が誕生

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「あなたの会社に一生捧げます!」の方が、終身雇用という言葉が死語になりつつある現代にはもはや珍しい。転職率も上がり転職に対するイメージは劇的に変わった。とはいえ、いざ転職するとなったら、上司に忠誠心をアピール&同僚とうまくやりつつ影で猛烈に転職先探し…が現状なのでは。

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Image via Daria Shevtsova

「現代人は転職に対して非積極的。才能があるにも関わらず転職に対して一歩踏み出せない彼らに、もっと職探しに対して積極的になってもらうアプリをつくりました」。豪語するのは、先日米国とイスラエルでサービスを開始した職探しアプリ「Workey(ワーキー)」。いままでよりもずっと気軽にマッチするマッチ相手(職場)を探せることから、“右スワイプ(あり)左スワイプ(なし)”で相手を探す人気デートアプリ「Tinder(ティンダー)」にかけて、“職探し版ティンダー”と呼ばれている、話題のアプリだ。

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Image via Workey

 仕組みを説明すると、

1. アプリ登録時に、これまでのキャリアやそれに基づくスキル、仕事の条件などの質問に答える。

2. AI(人工知能)が各ユーザーに合ったキャリア募集をリアルタイムで検索し、提案。タイムラインに流れてくる募集の中で興味があるものがあれば“ライク”をポチ(ティンダーでいう“右スワイプ”だ)。同時に、企業のリクルーターたちもユーザーの匿名プロフィールを閲覧。

3. 晴れて企業側とマッチすれば、コンタクト開始可能。あとは初デート(面接)までこぎつけ。

 ジョブハンターとリクルーターをマッチさせる“職探し版出会い系”アプリには、現在300もの企業が登録済み。ヤフー、デル、オラクルなどの大手企業のほか、世界規模で展開するコワーキングスペースのWeWork(ウィーワーク)までが名を連ねている。

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Image via Workey

 ワーキーのファウンダーによると、労働人口の85パーセントが転職に対して好意的な一方で、実際アクションを起こしているのはたった12パーセントらしい。
 転職したい—でも、日々の仕事に追われて時間はなし、上司や同僚にバレたら気まずい、はたまたお眼鏡にかなう転職先が見つからない。そんな現代人のジレンマに対しワーキーは通勤時間や昼休憩の隙間時間を、気楽な転職探しタイムに変えてくれる。まあそれにしても、「次のデート相手いないかな」の感覚で気軽にライクしてワンナイトラブ、にはならないよう気をつけたい。

Workey

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Text by HEAPS, Editorial assistant: Tomomi Inoue
Content Direction & Edit: HEAPS Magazine

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