世界初政府公認サイボーグが来日! 「人間の感覚を拡張するテクノロジー」彼と共創する“未来の先端”—LEXUS×HEAPS—
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さて、今回は、自他ともに認める…どころか「“世界初政府公認”」のサイボーグのあの彼を呼びます。TEDにも登壇し、世界中でパフォーマンスを行なっているサイボーグアーティストの彼の日本初パフォーマンスとトークを同時に体験できるイベントを開催しちゃいます!!(イベントページは最下部)

I don’t wear technology. I am technology.
(テクノロジーを装着してるんじゃなくて、ぼく自身がテクノロジーなんだ)

そんなことを真顔で言いきる生身の人間…にテクノロジーを融合したのが、ニール・ハービソン(Neil Harbisson)だ。

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百聞は一見にしかず、この言葉がここまでバシッと決まるのは初めてかもしれない。テクノロジーとの融合というのは見たまんまで、彼は頭にアンテナが生えている。ちなみに、当初は取り外し可能だったはずが、頭蓋骨が人間の再生力を発揮していつの間にアンテナを包み込むようにぎゅっとくっついてしまい、もう取れないらしい。いや、ただの飾りではないし、ただの物好きでもない。色盲で生まれた彼は、21歳のときにテクノロジーと融合し(アンテナを生やし)、色を識別できるようになったのだから。詳しくは後述するが、この頭蓋骨から生えたアンテナが色を認識し音でニールに伝達する。見えない色が“聴こえるよう”になった。

冒頭の彼のキラーフレーズの続きはこうだ。「テクノロジーを使用するのではなく、テクノロジーと融合することによって自身の感覚(センス)を拡張した」。テクノロジーと融合することによって、生身の人間としては不可能だった“色を音で認識する”というもう一つの感覚を手に入れたわけだ。

で、ちょっとまた突然なんですけど、HEAPSはその彼を日本に呼ぶことにしたワケで…

二度とこないこの機会!!
ニールに会いに来ませんか?

 あれから2ヶ月。あれ、書いていて思ったんですがまだ2ヶ月しか経ってない?弊誌で取り上げて大反響を呼んだ23歳のフリーランスシェフ、ジョナ・レイダーを日本に呼んでからまだ2ヶ月しか経ってないことに驚きを隠せなくなったところで再び突然の告知を…!ま、今回は前よりバタバタしていません、お陰さまで。いやいやこっちも突然告知にはちょっと慣れたよ、という感じでしょうか、読者のみなさん。 

 有難いことに大反響に終わったジョナのイベントに続き。今回はこの“サイボーグアーティスト”のニール・ハービソンが、MEET HEAPSからスピンオフして新たに開始される、LEXUSとHEAPS主催の「CREATORS EXPERIENCE* 」に参加決定!

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CREATORS EXPERIENCEって?
HEAPSが取材し、誌面に登場した人物を招致。再現型体験イベントと公開取材イベントによる「目撃・発信」を目的とするイベントシリーズMEET HEAPSのスピンオフイベント。

HEAPSに登場した人物のうち未来を感じさせるクリエイティブに取り組む人物を招致し、その人物と活動に直接触れる機会を提供し、そこで体験したことを目撃者として発信してもらうイベントで、写真撮り放題、動画とり放題、シェアし放題の体験共有型イベントです。

今回は、題して人と未来をイノベーティブにデザインする共創イベント「CREATORS EXPERIENCE – INTERSECT BY LEXUS & MEET HEAPS -」。コントリビューターのみなさん、読者のみなさんそして、LEXUSとHEAPSでまた新たな共創の場をつくろう、というもの。

LEXUSは、車に留まることなくデザインやアートカルチャー、テクノロジー、食文化といった様々なライフスタイルの提案を通じて、私たちに驚きに満ちた体験を提供してきました。また、それらの活動を通じて、人と社会の未来を革新的にデザインしようとしています。
また一方で私たちHEAPSは、世界に変化・変革を起こそうと取り組むユニークで多様な人々を取り上げ、社会に新たな動きを起こそうとしています。HEAPSがHEAPS Magazineで日々取り上げる、次の社会・世界の先駆けとなる人々と、人と社会の未来を革新的にデザインしてきたLEXUSとの出会いによって、新たな未来が創られるのではないかとHEAPSは期待しています。

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道で、女性に声をかけて、目、鼻、口、肌、髪の色を聴いている。顔の色から「聴いた音」をコードとして、メモに記録中。

 ところで“政府公認”のサイボーグというところ、気になった人も多いはずなので触れておこう。ニール、このアンテナ12年間つけっぱなしなんですよね(取れなくなっちゃったし)。「シャワーするときも寝るときも、全然邪魔じゃない」というアンテナは、もはや身体の一部。で、アンテナを装着したままの証明写真を使ったパスポートまで発行。これを英国政府も公認、正真正銘のサイボーグということなんです。もちろんそのパスポートを今回も堂々と使って日本に来てくれます。

 サイボーグを自称する彼だが、中身は(もちろん)人間味満載。ちょっとシャイで、物静かでやさしい。先日のスタッフとの最初の打ち合わせでは、終盤に翌日の待ち合わせ場所をメッセージでやり取りしている際に、ニールがスタッフに「♥」を誤送。顔を真っ赤にして「ソーリー、ソーリー!」という場面もあったらしい。

時には「talent(才能)よりもsense(感覚)が人生を切り開く」

 色盲だったニールが音で色を識別できるようになった、という摩訶不思議な現象についてイベント前にもう少しだけクリアにしておきたい。HEAPSが彼を取材したのも2016年の7月と1年以上前なのでおさらいの意もこめて。
 その仕組みとは、チョウチンアンコウの様なアンテナが捉えた光の波長を「周波数の音」へと変換、後頭部に埋め込んだチップからの骨伝導を通し「色を聴いて感じている」。つまり、音の高低差で何色かを判別。いまでは丸く一周する色相環360種類の色を聴きわけることができ(ビビットな色が揃うスーパーの洗剤売り場の音は、賑やかでまるでクラブ状態)、「色から音」だけでなく「音から色」への逆変換まで可能に。さらに、彼はいま人間が視覚的に認識できない、赤外線や紫外線まで感知できるそうだ。完全に人間の目で捉える色を超えたといえる。それに対して思わず「すごい才能だね…」と言った取材陣に対して、そういえばニールはこう訂正していた。「これは、talent(才能)じゃないね。sense(感覚)だ」。
 ここでは音を認識するというsense-センス(感覚)を拡張し可能性を広げて他に二つとない世界と可能性を手にした、ということだ。そして、現代では人間の感覚をテクノロジーで拡張することができる、と。

 テクノロジーが我々に常に感じさせるのは、手にした利便性よりもまずは自由と可能性そのものではなかったか。ニールが、テクノロジーと融合するという最先端なことをしながら、同時に感じさせてくれたのはその原点だ。
 ニールは現在、音と色を扱うアートを表現し「サイボーグアート」という新たな表現のジャンルも開拓している。(ちょっとしつこいが)このアートもサイボーグになった彼ならではの新たなアートであることはいうまでもない。

picture- Lars Norgaard
©Lars Norgaard
音から色へ、色から音への不思議な世界

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©Will Clapson

次に人類が手に入れる自由って?これからの未来のテクノロジーと人間

 テクノロジーと聞いて真っ先に浮かぶのはインターネットやスマホ、だろうか。それらは確かに果てしないプロバビリティを感じさせた(ている)。手紙を書いて一方的に出さず電報をうって一方的に伝えず、携帯電話はどれだけ離れていてもその場その瞬間で会話をいききさせ、そもそもインターネットは世界を繋げコミュニケーションの壁を取り払った。

 ではその電話もインターネットも置いといて…なぜ、今回HEAPSはLEXUS、つまり車というテクノロジーと未来の可能性を探るという共創をおこなうのか。それは、車がもたらしたイノベーションこそ体感的で、ニールのテクノロジーとの融合に近いものがあると感じたから。
 先を走るクリエイティビティやテクノロジーを体感し未来について考える共創イベントCREATORS EXPERIENCE、一見異なるが根本で共通する二つのテクノロジーとの生き方から未来について考える機会を提供していけたら、と。

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 ニールが自身のテクノロジーの融合について「感覚(センス)の拡張」を強調するのにはこんな持論がある。「テクノロジーを使用するのではなく、自身に取り入れることで、それは人間として新たな生物的感覚を身につけること」。たとえば人間は電気を使うが、視覚を拡張して(電気なしで)暗闇で目が見えるようにしたら? それはテクノロジーを“使って”暗闇を見ているというよりは「テクノロジーを“取り入れて”拡張された視覚で暗闇の中、対象を見ている」ということになる(というのがニールと、同様にサイボーグでニールの同僚があげてくれたわかりやすい例)。「それ(感覚の拡張)が、世界に対するこれまでになかった認識をぼくにあたえてくれる」。そしてそれこそが、新しい未来への可能性に他ならない、と。

 自分の足では到底無理な百キロの時速で駆け抜ける感覚は、まさに人間の感覚の拡張に近く、自分の手足を使って自由に動かしながら物理的に一体となって世界を移動するからか、電話やネットよりも、車はもっと体感的な自由と可能性をもたらしたと思い出す。電車や飛行機では体感できないスピードとの一体感、それから、自由に、たった一人で遠くどこまでも行けそうな精神的な助長の感覚。それは、ニールのいうテクノロジーを取り入れて感覚を広げて新しい可能性を感じる、というイノベーションに近い。車は随分と早くから、人間の持つ感覚と精神、その二つのエクステンション(拡大)としての機能をもたらしていたのではないか。そもそも「どこまでも行ける」という解放感は、テクノロジーの技術云々よりも、新しい世界の捉え方と未来そのものへの可能性をくれはしなかったか。

 原点であり身近な体感的自由を早くに人間にもたらしていた車と、人間の持つ感覚を拡張して限界をおしひろげながら新たな認識で世界を捉えるサイボーグと、一緒に考えて体感したい。近い未来、我々がテクノロジーとともに手に入れる次の自由と可能性とは一体、何だろう?ニールとともに人間の感覚の拡張を実際に体験しながら既存の発想を飛びだして、「これからの未来におけるテクノロジーと人間の関わり方」を考える。未来の先端のストーリーを目撃する場を、LEXUSとHEAPSで提供します。
  

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「僕は色を聴いている」というニールの不思議な感覚に触れてみませんか?

 頭に埋め込まれたアンテナで(色盲の彼は)、色を音として、音を色として感じることができる英国政府公認のサイボーグアーティストのニール・ハービソン氏は、色から音へ、音から色を創り出す、不思議なアートパフォーマンスを世界中の様々な場所で行なっており、各界の著名人と「テクノロジーが人間にどのような進化をもたらすのか?」というテーマでトークセッションも多数行なっています。今回は、その彼を日本に招致します!
 

サイボーグアティストのニールが、日本初パフォーマンスを披露し、彼の思想を聞けるトークイベントを同時に開催します!

ニールと他ゲストを招いて、これからの人間とテクノロジーの関わり方やアートに与える影響などについてじっくりと話すトークイベントを開催します。わたしたちの生活の近未来を考えると、AIやロボット、サイボーグなど人と技術がどのように関わっていくのかは、欠かせないテーマとなってきています。サイボーグの感覚を創造するための会社 「サイボーグネスト」やサイボーグになりたい人を支援する「サイボーグファンデーション(NPO法人)」を主宰するニールが、私たちの未来や、アートについて何を語るのか?いまから楽しみです(ワクワク)。
 
トークイベントの後には、トークイベントの会場からすぐ近くのINTERSECT BY LEXUSでAfter Partyもあるので、ニールと一緒に写メも撮れちゃうかも。ニールと近未来を語りたい人は、コチラ

テクノロジーとアートの未来についてのトークイベントは、こちらから。
www.facebook.com/events/PIS

 
 
また、ニールとコラボレーターで創り上げたアートと音楽の世界で、テクノロジーによって拡張されたサイボーグの感覚の不思議さと近未来の世界を垣間見たければ、コチラ
 
サイボーグアートと音楽のコラボイベントは、こちらから。▶www.facebook.com/events/ExperienceStudio
 
 
サイボーグアーティストのニール体験の現場に密着したいライター、カメラマン、ビデオグラファーの方々等、イベントを一緒に創り上げていただくコントリビューターも募集しています。

コントリビューター応募フォーム▶https://docs.google.com/forms
 
 
▼本イベントに関するINTERSECT BY LEXUSイベント紹介ページはこちら
http://lexus.jp/brand/intersect/tokyo/events/creators-experience-2017.html

 

◆ニール・ハービソン/Neil Harbissonとは?

Neil Harbisson©Lars Norgaard
©Lars Norgaard

イギリス生まれ、現在はニューヨークで活動するサイボーグアーティスト。色盲として生まれた彼は、21才の時に「アイボーグ」と呼ぶアンテナを頭蓋骨に埋め込む。このアンテナで色の周波数をキャッチし、骨伝導を通じ色を音として聴いて認識し、色から音、音から色の双方を直感的に認識できるようになった。これをテクノロジーによる「感覚の拡張」と呼んでいる。英国政府によって世界で最初にサイボーグとして認められ、2017年9月にギネスブックに「頭蓋骨にアンテナを埋め込んだ人」として認定されている。2010年にはサイボーグ財団を設立し、サイボーグによる社会活動やアート活動を推進する活動を行う。

■ニール・ハービソンオフィシャルサイト:
http://www.harbisson.com
■ニール・ハービソンTED Talk:
http://www.ted.com/talks/neil_harbisson_i_listen_to_color

◆MEET HEAPSとは?
HEAPS / Be inspired!で取り上げた取材対象者を日本へ呼び、実際に会って確かめてもらうコンセプトのイベントシリーズです。Experience Studio(再現イベント)、Public Interview Studio(公開インタビュー)の二つのイベントから構成されています。このイベントシリーズの特徴は、読者のみなさんと共創しアクションをする場を作ることと、参加者が新しい概念や多様な意見をミッションとして社会に広めること(発信すること)です。そのため、イベントは写真、動画、録音取り放題、拡散し放題という形式をとっています。

メディアでありながら、メディアを疑って欲しいと考え、「見て、確かめて、発信する場」として提供します。ネガティブな意見があったとしても“それでいい”、というか、“それがいいい”!多様な意見として発信してもらいたいと考えています。
  
第一回目のMEET HEAPS
▶Experience Studio(再現イベント):
http://heapsmag.com/Jonah-Reider-Pith-Tokyo-Pith-social-dining-in-Japan
▷Public Interview Studio(公開インタビュー) :
http://beinspiredglobal.com/meet-heaps-public-interview-studio-vol1

◆INTERSECT BY LEXUS – TOKYO とは?

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Photo via LEXUS

「INTERSECT BY LEXUS」は、“都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる”というテーマのもと、LEXUSが考えるライフスタイルを体験できるグローバル規模のブランド活動発信拠点。具体的には、人々が気軽に集い、自分の時間を過ごすことができる場所を目指し、インテリアデザイナーの片山正通氏(Wonderwall Inc.代表)をはじめ、様々な人やブランドとコラボレーションを実施。幅広い分野で、LEXUSが考えるライフスタイルを発信していく。

■場所  :東京都港区南青山4丁目21-26
■営業時間:1F CAFÉ SHOP & GARAGE:9:00-23:00
      2F BISTRO LOUNGE:11:00-23:00(不定休)
■オフィシャルサイト:www.intersect-by-lexus.com/tokyo

  
  
 
  

▼MEET HEAPSコンセプト動画はこちら

▼過去のMEET HEAPSはこちら

  
  
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