「ゴミ箱行きのパンはうまいビールになる」。地元パン屋と醸造所タッグで廃棄パンを美味しくリサイクル。究極のサステナブルビールLOAF(ローフ)

パンにうどん、ピザ、パスタ。さまざまな料理に姿を変え、世界中の胃袋を支えるものといったら、「麦」。
まさに万能穀物の麦だが、今回はゴミ箱行きの麦「古いパン」まである飲み物に姿を変えるプロジェクトが。

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 ペンシルベニア州ピッツバーグの非営利団体「412 Food Rescue(412 フード・レスキュー)」がはじめたのは、古くなったパンでクラフトビールを作るプロジェクト「Loaf(ローフ)」。地元パン屋とビール醸造所の協力のもと、廃棄パンでビールを作るという究極のサステナビリティを実現しているのだ。

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「私たちの活動で必要以上にあまる食品の一つがパンでした。そこで、古くなったパンをおいしく再利用する方法を考えたのです」と話すのは、412フード・レスキューのCEO、Leah Lizarondo(レア・リザロンド)。
 7人に1人が飢えている生産された食料の40パーセントが廃棄され、という現状を変えるべく、2015年からレストランやスーパーマーケットチェーンと提携。まだ食べられるが廃棄されてしまう食品をシェルターや無料食堂などに提供し、フードロスの削減に取り組んでいる。

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 こうして誕生したローフ・ビール、気になるのはそのお味。醸造所「East End Brewing(イースト・エンド・ブリューイング)」のオーナーは、「モルツ、ホップ、イースト、水までもがローフビールの味の決め手となっています。でも、一番面白いのはどんなパンが使われるかですね」と話す。

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 古代エジプト人はビール作りにパンを用いていたというから、ローフビール、古代の知恵を現代のフードロスに役立てた一例といえよう。ビールの原点に立ち帰ったかのようなこのプロジェクト、食を食で救えることや、まだまだ減らせるフードロスがありそうなことを期待させてくれる。

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All images via 412 Food Rescue
Text by HEAPS, Editorial Assistant Akihiko Hirata

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