「#016 2016年版ライオット・ガール(超キュート!) Kino Kimino 」週4のライブハウスから、現場のミュージック。(独断と偏見でインディーバンドを選びます)

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ニューヨーク在住17年、週に4度のライブハウスを欠かしたことはない。
行ったライブハウスの数はもはや200を越える…(と思う)。
そんな音楽ライター、サワイ・ヨウコが独断と偏見で選ぶ、いま聴いておきたい、知っておくべき現場のインディーバンド。

#016
2016年版ライオット・ガール(超キュート!)
「Kino Kimino」

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Kino Kimino 7/3/2016 @ Shea stadium

Kino kimino(キノ・キミノ)はカナダ出身のスーパー・ガール、キム・タロンを中心にするロックンロールバンド。
90年代を彷彿させるダーティギター、メロディックなボーカル、怖いもの無しのライオット・ガールの姿勢を踏まえた、サウンドをぶっ放す。

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今年6月に、元ソニック・ユースのリー・ラナルド、スティーヴ・シェリーが参加したファースト・アルバム『Bait Is for Sissies(ベイト・イズ・フォー・シッシーズ)』をWavvesのフロントマンのレコード・レーベル、ゴースト・ランプからリリースし、UK、USをツアーして戻ってきた所。日本は、マイ・フェイバリット・コーズからリリースされている。

UK、USツアーを終えた最後の日が今回のホームカミングショー、7月3日のシェイ・スタジアムである。今回のベーシストはいつもとは別の女の子で、ドラム、ベース、そしてギターのキム、女子全員が交互に歌ったり、ハーモニーをいれたり。ツアーの後なので、バンドのまとまりも断然にタイトだった。

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この日はアメリカ、独立記念日のホリディでいてこの会場。そのせいなのか、メンバーもリラックスした雰囲気。キムも、ぴょんぴょん飛び跳ね絶好調。ギターのジョンの弦が切れるハプニングも、キムは、「私たち3人は、みんなジョンのガールフレンドだから」とジョークを飛ばし、笑いを誘う。
ちなみに、シェイはこのブルックリン、ブシュウィックで、7年続く(かなりレア!)老舗DIY会場である。ふらりと来ても、夜な夜なアップカミングなインディ・バンドとブシュウィックのヒップスター・オーディエンスがチェックできる。

Kino kimino
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Phots by Tetora Poe

▶︎
「#015 【番外編】インディ・フェスの聖地、スペインのフェスへ」
「#009 若者の声が聞こえる!ポリティカルなバイリンガル・パンク・バンド『Downtown Boys (ダウンタウン・ボーイズ)』

サワイ ヨウコ/Yoko Sawai
ニューヨーク在住歴17年の音楽ライター。音楽イベント企画、メディアコーディネイト、レコード・レーベル経営(コンタクト・レコーズ)。ブルックリン・ベースのロックバンド、ハード・ニップスでも活躍。hardnipsbrooklyn.com

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