NYC最大のコーヒーフェスをレポート。カフェイン中毒の街で次に来るのは何だ?
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地球上で、もっともカフェイン中毒な街(だと思われる)ニューヨーク。その街最大のコーヒーフェスティバル「The New York Coffee Festival」に行ってきた。

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 平たく言うとコーヒーのトレードショーだ。ロンドンやアムステルダムでも開催されており、ニューヨークは今年で第2回目。9月16日から18日の3日間の開催期間中には、約1万2000人以上が詰めかけた。
「サードウェーブ」と称される新しいコーヒー文化をリードする若手のショップだけではなく、伝統的なコーヒー機器メーカーやロースターなどが、新旧問わずブースを並べる同イベンド。コーヒー界の「いま」を体感できることはもちろん、スペシャリティコーヒーを無制限にテイスティングできることもあってか、カラダが終始震えっぱなしだった。

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こんなのも。これもコーヒー淹れてます。
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Photo from Becky Kovach (Big Picture Media)

 期間中は、バリスタの腕を競うコンテストをはじめ、様々なミニ・イベントも開催された。自宅でおいしいコーヒーを淹れる方法を伝授するワークショップやラテ・アートを学べるもの、また「コーヒーがあるところには、やっぱりアートや音楽があるよね」ということで、展示スペースやショーケースもあり、なんだか盛りだくさん。
 とはいえ、出展者、参加者一同の最大の関心は「次は何がくるか」だったのではないかと思う。

「職人芸コーヒー文化」の次は?

「オーガニック」で「エコ」で「サステイナブル」で「フェアトレード」。そこらへんは網羅されていて”当たり前”なのがいまのコーヒー文化。これだけでも素晴らしいのに、さらにコーヒー豆の品質がカップクオリティ、トレーサビリティとまできて、「まだこれ以上、目指す高みがあるのか?」というところまで到達している感がある。
 
 そんな中、今回、参加者たちに最も「アハ体験」を提供していたのは、安定した抽出が可能な「高性能の美しきマシン」たち。湯音の設定のみならず、蒸らし時間からお湯のかけ方などプロと同じようにコーヒーを抽出できる。価格も大きさもスペックも突き抜けたモノから、家庭用のモノまでさまざま。
 サードウェーブで崇められた職人芸的な部分を見事に「オートメーション化」。難しいことをせずにシンプルに美味しいコーヒーを淹れようではないか、という勢いを最新テクノロジーが下支えする。

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中でも、注目を集めていたのが、ハンドビルド・コーヒー・カート「Steampunk (スチームパンク)」。原理的にはサイフォンコーヒーがハイテクになった感じ。専用に開発されたアプリ&タッチパネルを使って細かい抽出の設定や操作ができる。

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 ここで、参加したHEAPS編集部員のピック。

★レモンとコーヒーの相性は?Tom’s Lemon Coffee(トムズ・レモン・コーヒー)

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ブルックリン発の炭酸レモネードとコーヒーをカップリングさせたシュワシュワ系ドリンク。

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この二人がシティ内を自転車で徘徊しながら販売中。

★コーヒーとお茶の掛け合わせ。TeaCoffee「NAGI」

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日本からも!京都より、最高級宇治茶とコーヒーをブレンドした「和コーヒー」。ありそうでなかった「TeaCoffee」という新ジャンル。

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★ローストしない!Green Coffee(グリーン・コーヒー)

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ニューヨーク発のローストしてないグリーンコーヒービバレッジ。
最高級のオーガニックコーヒー豆をローストせずにそのままドリンクにした、苦くないコーヒー。

他でもちらほら、このローストしない豆が見られた。

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★コーヒーの果実で作る。Devocion(デボーション)のコーヒーチェリー・ショット

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コロンビアから直輸入しているフレッシュなコーヒー豆でコアなファンを掴んでいる同店、本イベントでは、栄養満点のコーヒーの果実(コーヒーチェリー)のショットを提供。

 消費するだけで社会貢献につながるサードウェーブコーヒー。さまざまなブランドやアイテムが市場に出回る昨今、選ぶ基準は「個人のポリシー」なのかもしれない。革新的な機械で手軽に素早く美味しいコーヒーを飲むもよし、お洒落なアイテムでゆっくり手淹れする時間を楽しむもよし、貪欲に環境への配慮と健康にこだわるもよし。多様性を愛でながら、コーヒーの世界はさらに奥深いものへと進化しているようだ。

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“カフェ好き”ではなく「コーヒー好き」のために。 スタンド式の「コーヒー・バー」が楽で安くて旨くて、すごくイイ。

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Text by Chiyo Yamauchi
Photos by Satoko Hirano

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