【今週のZINE】この服だれが作った?“安すぎる服”の裏側を暴く、サステナブル&エシカルジン『MONEY FASHION POWER』 「サステナブル(持続可能)ファッション」。平たくいうところの「環境や社会にやさしいファッション」は、もはや“流行”なのかと思わせるほど、世界規模で浸透している。たとえば、30年保証付きTシャツ&スウェットや“子どもととも… PIECES · 2017.4.28 ·
【今週のZINE】冷戦時代、国民を扇動した「プロパガンダ・ポスター」を収集。当時の空気感も閉じ込めたパンフレット・ジン『RED FLAG!』 戦時下で生まれ、その秀逸なデザインとそこに見え隠れする皮肉なメッセージは、国民に国家思想を植えつけ、大衆を扇動した。「プロパガンダ・ポスター」、相手国を(時にはコミカルに)悪役にしたて、戦争を正義、あるいは必要悪だと信じ… PIECES · 2017.4.14 ·
【今週のZINE】究極の「猫好き」に捧ぐ。キャット・ピープルなセレブリティアーティストが“素”を見せる。ファッション・カルチャーマガジン『PUSS PUSS』 ジャン・コクトーに、ピカソ、ダリ。クリムトやマルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホルも。 名高い歴代アーティストたちがみな愛したモノ。タバコやお酒、女。そりゃ確かにそうかもしれないが、彼らが目に入れても痛くないほど可愛… PIECES · 2017.4.7 ·
【今週のZINE】“イラスト&バイオ”で「フェミニズム入門」。ジャニスもフリーダも集結。歴代のアイコニックなフェミニストジン『Ilustrated Women in History』 トランプ大統領就任式の翌日に、女性の権利を訴えるデモ「ウーマンズ・マーチ」が起こったことは記憶に新しい。 世界80ヶ国670ヶ所で、480万人を超える女性たちが参加。彼女たちの持つ力強さをこれでもかと言わんばかりに世にあ… PIECES · 2017.3.31 ·
【今週のZINE】描かれた“過労死”。ホラー仕立てのエキセントリック&パーソナルジン『Karoshi(過労死)』 元来、テーマも体裁も何もかもが“自由”である冊子として存在する「ジン」。だからこそ、その容(い)れものの中では「何をやってもいい」が唯一許される出版物ではないだろうか。自分で、自分のために作るジンっていうのも、もちろんア… PIECES · 2017.3.24 ·
【今週のZINE】ブリットポップのボス、我らが「Oasis(オアシス)」。ロックンロールな彼らに捧げられたファン垂涎もののジン『Oasis Band Magazine』 1991年、英・マンチェスターに“ワーキングクラスヒーロー”が誕生した。 ビートルズを崇め、ビッグマウスなボーカルとギターのリアム&ノエル・ギャラガー兄弟は愛憎劇を繰り広げ、野外フェスでは2日間で25万人を動員する。それ… PIECES · 2017.3.17 ·
英・最重要カウンターカルチャー「レイブ」。音楽に溺れ、自由を求め抵抗した90年代の若者たち。写真集『Exist to Resist』 1980年代後半のイギリス。がらんどうの倉庫や郊外の廃屋、田舎の農場では“ある文化”が生まれていた。がんがんに鳴るクラブミュージック、ドラッグをキメ踊り狂う大勢の若者。そう、「レイブ」だ。 ] 当時、“鉄の女”・保守派の… PIECES · 2017.3.14 ·
【今週のZINE】「強面ラッパー×子猫ちゃん」。レジェンドはみんな愛猫家?意外な組み合わせがシュールでポップなイラストジン『PUSSY(プッシー)』 「Pussy(プッシー)」。ちょっと卑猥なこのフレーズがこれでもかとねじ込められているのは“ヒップホップのリリック”だけではないだろうか。 ラッパーと、彼らが愛してやまない“プッシー”のアブナイ関係を、ある一人のアー… PIECES · 2017.3.10 ·
【今週のZINE】2060年には絶滅?世界最小マイノリティ「赤毛」。希少なレッドヘアを一冊丸ごとで熱く語るジン『MC1R』 黒髪にブロンド、ブルネット。人種や国籍、言語が違うように、世界にはさまざまな髪の色がある。「女の子の好きな髪色は?」と聞かれれば即、「赤毛」と答える筆者だ。 英語で「redhair(レッドヘア)」や「reddish(レデ… PIECES · 2017.3.3 ·