ゲットダウンでは語られない。ヒップホップ創生期、最恐の街・サウスブロンクスの真実 「セクシーさ? ファンシーさ? ゲットダウン? そんないいもんじゃなかったね。もしタイムマシーンがあっていまの自分があの頃に戻るっていうのならもう一度見てみたいけど、あの頃を“もう一度やる”ってなったら絶対にごめんだ」 … INTERVIEW · 2017.5.25 ·
騙し絵?“唯一無二の大胆な写真構図”を破壊の街で切りとる。日常から生まれる不思議な写真たち これは、騙し絵か? いや、カンディンスキーの絵か。ル・コルビュジエの建築にも見える。 正解は、すべて現実の写真。鑑賞する者の目を“楽しく騙す”フォトグラファーと彼の作品を紹介しよう。 週末写真家、“破壊の街”で大胆な一枚… INTERVIEW · 2017.4.28 ·
5万人が家を失った日。チェルノブイリよりも近かったプリピャチ、原発5キロ圏内の故郷 プリピャチという街。それ自体は聞き馴染みのない言葉かもしれないが、「チェルノブイリ原発」に隣接する場所、といえばピンとくるだろうか。旧ソ連、チェルノブイリ近郊のプリピャチ市、チェルノブイリ原発所の4号炉が爆発した1986… INTERVIEW · 2017.4.20 ·
ウクライナ内戦、戦地近くの市民の暮らしを撮った。「戦場のドア向こう、崩壊に近づいていく日々」 戦場のドア向こうに生きる人々を撮った写真は、先進国の小綺麗な街に住む私のような人間にも確かなリアリティがあった。それは、ティモシー・イーストマン(Timothy Eastman 以下、ティム)のおさめる戦地の写真が、完全… INTERVIEW · 2017.4.12 ·
誰をも歓迎した「たった2年間のパラダイス」。NY・70年代ディスコ・シーン、狂乱と享楽のダンスフロアにあった真実とは 悪化の一途を辿る財政とそれに足並みそろえた犯罪、社会の鬱憤が集中したかのような人種差別。社会の抑圧という字面がよく似合う70年代のニューヨークで、ただしこの空間だけはすべてから解き放たれた場所だった、といえよう。 「DI… INTERVIEW · 2017.4.2 ·
メキシコの太陽に抱かれて。「デヴィッド・ボウイ、音楽を忘れた3日間」未公開プライベート写真でたどるその素顔 ここにちょうど20年前に撮影された、あのカルチャーアイコンの“見慣れない一枚”がある。 メキシコの突き抜けるように青い空。太陽のピラミッド。両腕を広げるひと。それは紛れもなく、デヴィッド・ボウイ。 ©Fernando A… INTERVIEW · 2017.3.9 ·
たった一人で難民を癒した25年。シチリア・“難民が流れ着く島”、孤高の医師ドキュメント 人口およそ5500人。そのイタリアの小さな孤島に、一人の医者がいる。来る日も来る日も、紺碧(こんぺき)に輝く地中海の岸に立ち、流れ着いた大勢の患者に歩み寄る。患者とは、沈没寸前のゴムボートから救出された「難民」だ。 混迷… INTERVIEW · 2017.3.7 ·
伝統文化のタブーに生きる「女メタラー」。アフリカ小国・ボツワナに根づく、女たちの知られざるヘヴィメタルシーン 彼女たちは、日が落ちるとクローゼットを開け、「もう一人の自分」に扮するため服を選ぶ。ヴィッキーはバンドTシャツに手を掛け、ミリーはスタッズのついた革ジャンに袖を通し、デビーはカウボーイハットをかぶる。 絶対的な権力を持つ… INTERVIEW · 2017.2.11 ·
フィデル・カストロのキューバ「最後の7日間」。偶然のストリートフォトグラフは言葉より饒舌に語る 「その日、ハバナの街角から音楽が消えた」ー各紙がそう報じたあの日。昨年11月25日、キューバ革命の父フィデル・カストロが逝去した日だ。 キューバの代名詞、サルサの陽気なリズムや酒場のざわめきは止み、その日からキューバは一… INTERVIEW · 2017.1.13 ·