周りの目なんてお構いなし、人を寄せ付けない“悪い男”って、超HOT。
友人からの「絶対幸せになれないから、やめときなって…」は右から左。
なんでかワルいのに惹かれちゃう、それは恋多きお嬢さんの定説ではなかろうか。
あなたに必見、“ワル”とのデートハウツージン、「Guide to Dating Gangsters(ガイド・トゥ・デーティング・ギャングスターズ)」がある。
自身も若さゆえに冒した、数多くの悪ーい男たちとの恋の思い出を元にこのジンを作るのはJulia Arredondo (ジュリア・アレドンド)。
紙面に登場するのはバイカー(暴走族)、スキンズやハードコアなどゴリゴリのロッカー、はたまた囚人までどえらいワルが勢揃い。
パソコンを使わずすべて手作業のカットアンドペーストのみで製作される紙面は、「1960年代やパンクから生まれたジンカルチャー原点へのオマージュ」とのこと。悪い男たち特有の粗雑さ、危うさを彷彿とさせるデザインだ。
彼女の多感な少女時代の“若気の至り”を集約。なりふりかまわず、向こう見ずに悪い男との出会いと別れを重ねてきた若き彼女が、女性みんなの心のどこかにある“悪い男へのあこがれ”を刺激する。
アメリカ国内を回りながら、各地でジン販売やイベントを開催する彼女は、「私のサイトでも買えるだけど、あなたのご近所にもすぐ伺うと思うわ!『GUIDE TO DATING GANGSTERS 第2号』も絶賛発売中よ!」と放浪者感あふれるコメントをくれた。第1号は彼女が運営するサイトVICE VERSA PRESSから。
[nlink url=”https://heapsmag.com/?p=2390″ title=”本当にあった「大の大人のヤバい遊び」。“現行犯逮捕”のリスクがあってもやめられない、大人の遊び5選。”]
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All images via Julia Arredondo
Text by Shimpei Nakagawa