いつもと違う美味しいものが食べられるし、真逆の季節を堪能できるし、何より日常から飛び出せるから。旅、好きですよね?
今夏、その旅に特化した学校、「世界一周学校」が創立される。
旅は人生の大きな一部。2年半をかけて世界100ヵ国を旅したMaSaTo(校長)が、自身の目で見た壮大な世界をあなたの街に届ける、「移動型学校」。「世界を知るキッカケに。世界に飛び出すキッカケに。自分らしく生きるキッカケに」を同校のモットーに、旅経験を携え、キャンピングカーで日本全国を駆け巡って授業を行う予定だ。
世界一周の旅を終え、日本に帰ってきたMaSaTo。同校の校長先生だ
「ロバを一匹買って旅してたら、荷物ごと逃げられた。二匹目買って旅完了」
「40年燃え続けるトルクメニスタンの地獄の門。顔焼けそう」「10日間、言葉を発してはいけないインドの瞑想で悟る」「フィンランドのサンタクロース村でサンタになった!長年の夢叶った!」と、MaSaTo校長の旅話は等身大だから面白い。
トルクメニスタンの地獄の門
チリでは木を植える男ポールと家を建てた
フィンランドのサンタクロース村でサンタに
自身が撮影した写真の展示や動画の放映、経験から得た旅のノウハウ、豆知識も豊富。旅相談も授業内容のうちだ。
ゲスト講師として、フォトグラファー・竹あかりアーティスト・農家・漫画家・旅人など様々なフィールドで自分らしく生きる人を招致し、世代や職業を超えた新たな学校作りを目指す。
同学校の学生になるには? 至ってシンプル。入学費3,000円を払えば好きに登校できる。
確かにネットで世界の情報は見られるけれども。陽によく焼けた旅人が目の前で語る言葉には代えがたい。当事者から直接聞く足で歩んだ経験こそ、世界を知る一歩につながる。そして、まずは日常から飛び出す後押しをしてくれるはず。
今年の夏期講習は「世界一周学校」で。入学案内はこちらから。
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Text by HEAPS, Editorial Assistant: Shimpei Nakagawa