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  • Apr 2, 2016
週4のライブハウスから、現場のミュージック「#004 雷が落ちる!究極のドラムとベースのノイズ・デュオ、Lightning Bolt」(独断と偏見でインディーバンドを選びます)
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ニューヨーク在住17年、週に4度のライブハウスを欠かしたことはない。
行ったライブハウスの数はもはや200を越える…(と思う)。
そんな音楽ライター、サワイ・ヨウコが独断と偏見で選ぶ、いま聴いておきたい、知っておくべき現場のインディーバンド。

#004 雷が落ちる!究極のドラムとベースのノイズ・デュオ
「Lightning Bolt」

ロードアイランド州のプロヴィデンスはアメリカで一番小さな州だが、アート、音楽が盛んで、素敵なD.I.Y.シーンが根付いている場所。私がニューヨークに住む前は、アメリカのカレッジタウンを転々とし日本でまだ知られていないバンドのコンピレーションをリリースしていた。

1999年プロヴィデンスにいた頃。ボストンにインディ音楽を交換するペンパル(わかりますか?ペンフレンド、文通友だちです)がいた。ミックステープを作り、手紙を書いてせっせと送っていた(MP3はない時代)。

そのペンパルから「今夜ボストンで、良いバンドがプレイするよ、絶対好きだからおいで」と電話がかかってきた。
「でもいまプロヴィデンスだしー」とモゴモゴしてると、「この番号に電話して、彼らに連れて行って貰えばいい」と。
車なら楽だなーと掛けてみた相手が、演者のLightning Bolt(ライトニング・ボルト)だった!

本当に初対面の私の家まで迎えに来てくれ、ボストンまで連れて行ってくれた。見た物は、それまで経験したことのない”電撃的”なショーだった。ドラムとベースだけで、爆音を轟かせるハードコア・メタル・ロック。技術的に高く、きちんとメロディもあり、ショーは2人のマジックを見ているようで、もう雷に打たれたようだった。何も考えられなかった。

 プロヴィデンスに帰ってからは、彼らのロフトに滞在し、その数年後の2002年に東京、大阪でツアーを組んだ(それほどの衝撃だったのだ)。「うるさいのはチョット」、と言う人にこそオススメ。新しい感覚が開けるかも。

↓↓↓
Lightning Bolt

Text by Yoko Sawai

サワイ ヨウコ/Yoko Sawai
ニューヨーク在住歴17年の音楽ライター。音楽イベント企画、メディアコーディネイト、レコード・レーベル経営(コンタクト・レコーズ)。ブルックリン・ベースのロックバンド、ハード・ニップスでも活躍。hardnipsbrooklyn.com

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