【今週のZINE】新進気鋭のクリエイターが集まるオンライン・アートジン『Don’t Get Culty』

Share
Tweet

「クリエイターたちが自身の作品を貼りつけられる“pin board(ピンボード、掲示板)”でありたい」

スクリーンショット 2016-06-09 15.08.11 のコピー

 ロンドンを拠点に活動するアーティストでアートディレクターのJoseph Sweeney(ジョセフ・スウィーニー、右)と写真家でライターのGrace Pickering(グレース・ピカリング)。
 アーティストの作品や声、思いを表現するアートオンラインジン「Don’t Get Culty(ドント・ゲット・カルティ)」を編集するふたりはこう語る。

Screen-Shot-2015-11-12-at-09.33.53_592

「わたしたちの周りにいたアーティスト友だちは、みんなソーシャルメディアに疎かったの。彼らは自分たちの作品や声をインターネット上でどう発表したらいいのかわからなくて。そんな彼らに“無料の発表の場”を作ってあげたかった」

 そんな友だち助けからはじまったオンラインジンに集まるのは、彫刻家、画家、フォトグラファー、ミュージシャン、ファッションデザイナー、詩人までバラエティーに富んだ英米の新進気鋭クリエイターたち。作品画像やGIF、動画、音源、インタビューなどが、まるでピンボードのようにぺたぺたと貼り付けられている。

スクリーンショット 2016-06-09 15.26.47

スクリーンショット 2016-06-09 14.59.13

スクリーンショット 2016-06-09 14.59.25

スクリーンショット 2016-06-09 15.05.23

スクリーンショット 2016-06-09 15.23.28

 
“ホチキスで綴じられた小さな冊子”のイメージが強いジンだが、誰もが参加し情報発信できるインターネットの時代だからこそ、ジンの形も多様化している。『Don’t Get Culty』は、新進のアーティストに表現の場を提供する、サイバー上のピンボードだ。

Don’t Get Culty

[nlink url=”https://heapsmag.com/?p=11512″ title=”【今週のZINE】もう◯◯なんて怖くない! 「恐怖症」を笑い飛ばしてくれるメンタルケアジン『HOORAY FOR PHOBIAS!』”]

———————————
All images via Don’t Get Culty
Edited by HEAPS, editorial assistant: Shimpei Nakagawa

Share
Tweet
default
 
 
 
 
 

Latest

All articles loaded
No more articles to load