【今週のZINE】「編集長は高校生」。ティーンのクリエイティビティに目が眩む、ティーンによるティーンのためのジン『Crybaby Zine(クライベイビー・ジン) 』 体が子どもから大人へと変わる一方で、急速な身体の移ろいとは足並み揃わない心の成長に気鬱になったりする。そう、誰もが通過するあの「思春期」だ。 皆さんはどんな思春期を過ごしただろう。それから思春期を語るうえで欠かせない時間… PIECES · 2017.2.24 ·
【今週のZINE】外国人のイラストで読む「日本人の“本当の”食卓事情」。日本食=スシを美味しく否定するフードジン『one japanese kitchen(ワン・ジャパニーズ・キッチン)』 「Sushi」に「Ramen」に「Tempra」。「世界中で起こる空前の日本食ブーム!」なんてのはもう耳ダコだ。 日本食が浸透しようが、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されようが、拭い去ることができない「Sushi」… PIECES · 2017.2.17 ·
【今週のZINE】ゲイの日常を“ギュッ”。苦しい恋心、性生活もあけっぴろげなコミックジン『ART FAG(アート・ファグ)』 ふと通勤電車の中で見かける、可愛い女の子。あーだこーだと、知る由もないキュートな赤の他人の「日常」を勝手に連想するのはいい暇つぶしだ。 女の子の日常よりも時として気になるのは、芸術のみならずさまざまな分野で活躍する同性愛… PIECES · 2017.2.3 ·
「ビーガンってどんな生活してんの?」イラストとジョークでゆるりと学習、17歳が作るフレッシュ・ビーガンジン『V for Vegan(ヴィー・フォー・ビーガン)』 世界の先進国に比べ、日本ではあまり馴染みのない「ビーガン(菜食主義者)」。卵や乳製品を食べるベジタリアンと違い、動物性食品は一切口にしない。生活全般においても動物由来のもの、たとえば革製品などをできるだけ避けるライフスタ… PIECES · 2017.1.29 ·
【今週のZINE】自分勝手な作り手が集合すれば時々もっとおもしろくなる。『COOKED POETS SOCIETY(クックト・ポエッツ・ソサイエティ)』 どこまでも自分の好き勝手がまかり通るのがZINE(ジン)のよさだが、自分勝手なまま(良い意味で)複数の作り手の集合で予期せぬ方向に進んで面白くなるのも、またジンの良さだ。 メルボルン在住のイラストレーターKitty Ch… PIECES · 2017.1.20 ·
【今週のZINE】ヒジャブを纏うロンドン女子が作る。宗教と民族とロンドンカルチャー『OOMK』 “おしゃれ”の代名詞ミラーレンズに、「kawaii」カルチャーの発信源・原宿を想起させるポップなデニムジャケット。そして、その頭を覆うのは「ヒジャブ」だ。 ロンドン発、『OOMK(ONE OF MY KIND)』ジンを… PIECES · 2017.1.13 ·
【今週のZINE】女だって叩く!音楽界のマイノリティ「ガールズ・ドラマー」の専門誌『Tom Tom Magazine(トム・トム・マガジン)』 その可愛らしい見た目とは裏腹な男性顔負けの図太いビート。叩きならして聴衆をその渦に巻き込む彼女たちは、「女性ドラマー」。 ポップ界のカリスマ・プリンスの秘蔵っ子Sheila E.(シーラ・イー)や、米ロックバンドThe… PIECES · 2017.1.6 ·
足を撮る。「行列にならぶ人の靴」を集めたニッチな個性派フォトジン『SHOES IN QUEUES(シューズ・イン・キュー)』 新作のiPhoneや福袋、ラーメンに朝のコーヒーショップ、と昼夜問わずどこでも見かける行列。待ち時間を惜しまず並ぶ人たちを見かけると、思わず自分もつられて並んでしまうなんてこともあったり。 今回紹介するのは、列をなす人… PIECES · 2016.12.30 ·
一冊丸っとカンナビス文化。クリーンで美しいマリファナライフスタイルマガジン『MARY(マリー)』が気鋭にハイ(上り調子) The Mature Voice of Cannabis Culture—カンナビス文化の成熟した代弁者 そのうたい文句を添え、洗練されたビジュアルに機知に富んだ企画の数々を毎号200ページを超えるボリュームでおくる雑誌… PIECES · 2016.12.28 ·