2000年。CD全盛期に、ガタがきているプレス機で夫婦がはじめたのは「レコード工場」。 15年前、あなたは何で音楽を聴いていましたか。 2000年代初期といえば、CDやMD全盛期。CDウォークマン、MDプレイヤー。レコードやカセットは過去の産物として埃をかぶっていたその時、時代錯誤にも2台の壊れたプレス機で… INTERVIEW · 2016.5.11 ·
「負け続けの人生をまっとうする」。映画で一躍有名になったホームレスのファッションフォトグラファー、Mark Reayの現在は? ハイファッション・シーンを撮るフォトグラファー、Mark Reay(マーク・リーイ)。 華やかな世界を切り撮りながらも、実は6年もの間とあるビルの屋上でホームレスとして暮らしていた。 2014年8月、そのマークの人生がド… INTERVIEW · 2016.5.4 ·
アウシュビッツ収容所を生き延びた少年、テーラー界 最高峰の名手へ。88歳現役が貫く「スーツ作りの流儀」 1947年、家族を虐殺されたユダヤ人少年は、ひとり、海を渡ってアメリカへとやってきた。 ポケットにはたったの10ドル。言葉も通じない。やっと見つけた仕事は、縫製工場の床掃除だった。 その移民少年はいま、歴代の米国… INTERVIEW · 2016.4.23 ·
20年間趣味を変えなかった男が作る。 アウトドア男だけに捧げたい服「Ball and Buck」 ファッションデザイナーはそのインスピレーション源として、アートや建築、映画に本、そして自身の体験そのもをよくあげる。 ブランド「Ball and Buck(ボール・アンド・バック)」を立ち上げた、Mark Bollman… INTERVIEW · 2016.4.17 ·
ドラマーが流すヒット曲。 たった一人で万人を躍らせる、地下鉄のDJ(ドラム・ジョッキー)「eCUSSIONIST」 ドラムだけで踊れるって経験は、なかなかない。 だってリズムだけでうまーくノッて踊れるなんてダンサー(もしくはダンスをかじっている)技じゃないか?あるいは天性のリズム感を持つアフリカンか。筆者は違う、リズムとベースだけでは… INTERVIEW · 2016.4.13 ·
名前も看板もない。でも、人が集まる。 奇跡のレコードショップ「Record Shop(仮)」 ニューヨークに「こういう店が存在すること自体が奇跡!」。そう思える店に出会った。 ブルックリンのウォーターフロント、レッドフック地区に現れた「名前のないレコード屋」。 近年、街を見渡せば、計算されたお洒落な店ばかりだ。そ… INTERVIEW · 2016.4.2 ·
ノスタルジーに、どうしようもなく浸らせる。 失くなった建物を蘇らせる「ミニチュアアーティスト」、Randy Hage まずこちらをご覧いただきたい。 ニューヨーク、マンハッタンのバワリー315番地にあった老舗ライブハウス、CBGB。1970年代のニューヨークパンクの全盛期にザ・ラモーンズやパティ・スミスら多数のパンクミュージシャンがス… INTERVIEW · 2016.3.25 ·
30年間、映画に伴奏を捧げてきたオルガニスト、Ben Modelに聞く。「サイレント映画のための音楽」とは 現在、ニューヨーク近代美術館MoMAは、サイレント映画を定期的に上映しているのだが、そのラインナップには、「サウンド版の存在しないもの」も。 この30年間、その音楽の存在しないサイレント映画のために伴奏をし続け、「上映可… INTERVIEW · 2016.3.19 ·
ブルーワーカーたちの譲れないスタイルは、足下にあり。 命がけの仕事の相棒、ワークブーツの極意「Red Wing」 鍛えられた肉体を作業着で覆ったブルーワーカーたちが地下鉄に乗り込めば、すぐにわかる。足音が重いのだ。 紳士服に身を包み、ネクタイやらカフスボタンといった洒落込みとは縁なしのブルーワーカーたちだが、彼らには彼らだけの、徹底… INTERVIEW · 2016.3.18 ·