「追い返すどころか最悪ムショ送り」行き場のない若きヒッピーたちを治療した唯一の“ヒッピークリニック” 歴史的なムーブメント「サマー・オブ・ラブ」が目前に迫った1967年6月、聖地サンフランシスコ・ヘイト・アシュベリーにて。「告知は一切していません。当時はスマホはおろか、インターネットもない時代です。にも関わらず、初日その… INTERVIEW · 2018.3.1 ·
「焼きあがりピザとの対面まで300秒を数える」50年ピザを焼くピザ聖人が知る“直径33cmの至福”の堪能 人類の平和食と(勝手に)命名したい。毎日無数の人々の胃袋に収められる円盤、「ピザ」のことだ。 これほど明快で構えさせない食べ物などあるだろうか。年齢・人種を超えて人類を繋ぐ、ピースフード、ピザのこと(何度でも言いたい)。… INTERVIEW · 2018.1.21 ·
ウォーホルもみんなも知らないバスキア「原点の2年間と晩年」高校・無名時代の“はじめての相棒”が明かす 数ヶ月前、インスタグラム上に突如、画家ジャン=ミシェル・バスキアのポートレートが数枚ポストされた。写っているのは確かにバスキアだが、話題をさらったのはその撮影日だ。彼がアンディ・ウォーホルとタッグを組みセレブアーティスト… INTERVIEW · 2017.12.28 ·
“サンタより忙しい男”の「機械仕掛けのクリスマス」。世界各地にファンタジーを出現させる工房へ クリスマスになると忙しくなる男、クリスマスに身を捧げている男といったら、サンタクロースだが。サンタに負けず劣らずクリスマス中心の生活をしている男といえば、通称“ブルックリンのゼペット爺さん(ピノキオの生みの親)”、ルー・… INTERVIEW · 2017.12.25 ·
ロッカーがのめり込む“陳式太極拳”。ミュージシャン御用達の太極拳マスター「ステージに効く武術のススメ」 後世に語り継がれる「伝説のステージ」というのがある。上半身裸がデフォルトの“パンクの始祖”イギー・ポップ、粉々のガラスの上を転げまわり救急搬送。ザ・ドアーズのジム・モリソン、マスターベーション、現行犯逮捕。そして彼のステ… INTERVIEW · 2017.12.20 ·
「商売人として、人として。“なってはいけない”姿を学べ」 NYC路肩の靴磨き商が知っている、仕事と人生の“磨きかた” その男の目線は、常に“足元”にある。ニューヨークのシティが吐き出す雑踏の音に負けない音量で、早口に吐き捨てる。「おにいさん、ちょっと待ちな!」「そこの旦那! おいおい無視かよ」「少しは靴にかまってあげなよ」。正直、ちょっ… INTERVIEW · 2017.11.26 ·
異業種が自由に横断しはじめた日本のブルーカラーたち。技術と製作意欲が集結、製作所「サタデーファクトリー」 現代は副業の時代—それもお金稼ぎが目的ではなくより確かなアイデンティティの確立、あるいは拡大か(好きなことをがんばるというサイド・ハッスルという言葉も登場)。ところで、その副業というものにおいて無意識に「ホワイトカラー」… INTERVIEW · 2017.11.12 ·
「NYミシュランの95パーが顧客」行商からのぼり詰めた“トリュフディーラー”の高級きのこ販売ルート カゴいっぱいに入れた野菜を背負って売りあるく“行商のおばさん”ではないが。その昔、リュックサックにある高級食材を詰め込んで街中の一流レストランの戸を地道に叩き続けた青年がいる。いまではニューヨークのミシュラン店の95パー… INTERVIEW · 2017.11.7 ·
ブルガリ、ナイキも起用する“民族アート”。なぜ、アフリカ「ヨルバ神話のアート」はいま世界を引きつけるのか 「こんなうまい話があるかって、半信半疑だった」。ニュー・オーリンズでビヨンセ本人に会うまでは。ニューヨークを拠点とするナイジェリア出身のアーティスト、ラオル・センバンジョ(Laolu Senbanjo)だ。 それまで無名… INTERVIEW · 2017.10.31 ·