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  • Jun 4, 2016
週4のライブハウスから、現場のミュージック「#013 美女と二人の野獣。ガレージ・ポップ・トリオ 「Crazy Pills」』(独断と偏見でインディーバンドを選びます)
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ニューヨーク在住17年、週に4度のライブハウスを欠かしたことはない。
行ったライブハウスの数はもはや200を越える…(と思う)。
そんな音楽ライター、サワイ・ヨウコが独断と偏見で選ぶ、いま聴いておきたい、知っておくべき現場のインディーバンド。


#013
美女と二人の野獣、ガレージ・ポップ・トリオ
「Crazy Pills」
(クレイジー・ピルズ)

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Crazy Pills, 5/27/2016 @ aviv

ブルックリンのバンドは、何せ働き者である。お昼は9時5時の仕事をこなし、夜はバンド練習、もしくはショー、時には、同僚や上司に白い目で見られながら、2週間ぐらい休みを取ってツアーにでる。もちろん自分たちでバンを運転し、地図を確認し、機材も運び、物販も売り、お金の計算もする。

寝袋を持って、知り合いの家の床で寝かせて貰い、ブレックファーストをせかせか食べ、次の町へと旅立って行くのだ。お金なんて儲からないし、体力的にも辛い。それでもやってしまうのは、ツアーが、演奏するのが、そして人に会うのがとても楽しいから。
クレイジー・ピルズもその中の一バンド。DIY会場を中心にショーを行う、アマンダ嬢を中心にするガレージ・ポップ・トリオである。

‘Break It Down’ Crazy Pills

アマンダの可愛さに反して、ベース、ドラマーのゴツいこと(笑)。その凸凹感がまた良く、パワー漲る演奏力は半端ないし、基本みんなが楽しんでくれてナンボ、という姿勢でショーをしているので、クレイジー・ピルズを見ると、こちらまで元気がでる。

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筆者バンドのハードニップスも、彼らに誘われショーをする事も多いが、会うたびにハーフ・ジャパニーズのアマンダに、片言日本語で話しかけられ、舞い上がってしまう。存在自体が、ポジティブなのだ。自分たちで何でも出来てしまうから、DIY会場で好きなようにショーが組めるのである。
時にはカバーバンド、時にはメンバーを変えて別プロジェクト、自由とは、こういうことである。


***
Crazy Pills

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Photos by Tetora Poe


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サワイ ヨウコ/Yoko Sawai
ニューヨーク在住歴17年の音楽ライター。音楽イベント企画、メディアコーディネイト、レコード・レーベル経営(コンタクト・レコーズ)。ブルックリン・ベースのロックバンド、ハード・ニップスでも活躍。hardnipsbrooklyn.com

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