「カッコイイ」をつくる宿命/アーティスト 山口歴 「カッコイイ作品をつくり続けていれば、いつか必ずスポットライトが当たる順番はまわってくる。そのときのために、常に準備しておけ」。ずっと先輩たちから、そういわれてきた。「いま、ひょっとしたらその順番がきているのかもしれな… INTERVIEW · 2015.12.8 ·
世界を染める、新しい藍 ブルックリンの藍師・染師たちの、伝統の先 「今日はこれを染めてもいいかい?」。ひょこっとやってきた近所の住人が手に持っていたのはカラスの頭蓋骨。もちろん、と爪が青く染まった若者が受け取る。染めるのは“藍”だという。 ブル… INTERVIEW · 2015.12.4 ·
人間業だけがつくる音楽、“クラフト・エレクトロニカ” 彼らの音楽は、いわば“クラフト・エレクトロ二カ”だ。「クラフト」がつけば何でもありなのかという風潮を知ったうえでこの言葉を使いたい。「人間には物理的に不可能」なブレイクビーツが人の手によって「最高品質」で再現されてしまう… INTERVIEW · 2015.12.1 ·
“ブルックリン・カルチャー最重要バー”と呼ばれる盛り場「Sunny’s」の100年 ニューヨークのアンダーグラウンド・カルチャーを支えるかつての港町、ブルックリンのレッドフック地区。その海辺にひっそりと佇むひとつのバーが「Sunny’s(サニーズ)」だ。1890年にオープンして以来、このWatering… INTERVIEW · 2015.11.17 ·
NYCの地下鉄で、最も地味なパフォーマンスをする男 動かない、しゃべらない。でも、乗客を笑わせる 地下鉄で「変な声が聞こえる」と思ったら、斜め前の「人形」が喋っていた。うるさい車両ではほとんどかき消されそうなか細さだが、ちょっとした静寂をついて聞こえてくる。 彼をはじめて… INTERVIEW · 2015.11.2 ·
ようこそ、僕の妄想世界へ。“いい大人”の目論見詰まった秘密基地 「KidSuper」 ブルックリン、サウスウィリアムズバーグ地区。まだスラム臭がほのかに残る、このちょっとくすんだエリアに、パステルブルーの一際目立つ一軒のショップがある。噂に寄ると「アパレルショップ」らしい。らしい、というのもこの店、シャッ… INTERVIEW · 2015.10.5 ·
地球に優しい美食家は「花食家」。 テラスに向かうと、“彼女流もてなし”が待っていた。小さなテーブルにはうずらのゆで卵に、ピッチャーに入った黄緑色したジュースのようなものと、氷とグラス。「さ、どうぞ」と注いでくれたので、さっそく一口。じんわり甘く、何かを焦… INTERVIEW · 2015.8.3 ·
ファッション界を魅了し続ける、あるグランマのお手製帽子 帽子界のダイアナ・ヴリーランド、Lola Ehrlich 世界中の有名ブランドがひしめくニューヨークきっての高級デパートメントストア、バーグドルフ・グッドマン。ここで商品が取り扱われることは、ファッションブランドにとって… INTERVIEW · 2015.7.9 ·
“社会への反発メッセージ”を超えるグラフィティ文化を伝える、唯一の日本人アーティスト 「コーヒーでよいですか」。律儀なもてなしに少々驚いた。「グラフィティのような画風で注目を集めるアーティスト」。その情報からのイメージとは随分違った。大山エンリコイサム(31)。彼を特別な存在にしているのは、独特なスタイル… INTERVIEW · 2015.6.8 ·