INTERVIEW

「ずっと不快に感じさせたい」ホラー映画音楽職人の“怖い音楽”。二つと無い恐怖の音を生む、怪奇な仕事裏

ナイフを持った殺人鬼がシャワー室に忍び寄る『サイコ』に、逆さで階段を駆け下りる少女がトラウマな『エクソシスト』。ホラー映画は、ときに画面に写しだされるビジュアルより「怖い音楽」に覆い包まれている。 「悪夢の楽器」つくった…

異業種が自由に横断しはじめた日本のブルーカラーたち。技術と製作意欲が集結、製作所「サタデーファクトリー」

現代は副業の時代—それもお金稼ぎが目的ではなくより確かなアイデンティティの確立、あるいは拡大か(好きなことをがんばるというサイド・ハッスルという言葉も登場)。ところで、その副業というものにおいて無意識に「ホワイトカラー」…

コアファンやアングラでなく「大衆のための電子音楽」男女ダンス禁止の“エレクトロ後進国”、シーンの実態

エレクトロニックミュージックのメッカと聞いて連想するのは、スペイン・イビサ島のクラブにロンドンのレイヴ、ベルリンの低音テクノ。いずれも数十年前からシーンが発展していた“エレクトロ先進国”だ。しかし2017年のいま、エレク…

「ジャーナリストはみんなブタ」記者泣かせルー・リードが好いた音楽ライター“6度の取材と、取材裏十数年の信頼”

ミュージシャンのインタビュー嫌いはよくある話だが、彼の嫌悪は群を抜いている。ジャーナリストには“反吐がでる”、ジャーナリストは“ブタ”で“下等生物”、だとさ。 アンディ・ウォーホルの秘蔵っ子であり、バナナのアルバムジャケ…

元ヒッピーが書いた物理学書が“100万部突破のベストセラー”に「物理学とヒッピーカルチャーは変わらない」

落ち着いた青地にタイトルのみの装丁。その無愛想な本こそ、2015年、イタリアから飛び火し世界の出版業界を騒がせたベストセラー書籍である。小説か、自叙伝か、ビジネス本か? そのいずれでもなく—「物理学書」。とっつきにくい物…

「快感のギャップ埋めてもっと一緒に気持ちよく」女性による、女性のため…ではなく“二人向けセックストイ”

男性に比べて女性はイキにくい、というのは都市伝説ではない。「挿入だけでイケる女性は約30パーセントしかいない」というのが事実でなければ、女性目線で作られたオモチャがここまで売れるか? という話である。だが、男性向け商品並…
All articles loaded
No more articles to load