密室「ラブホ」で撮る。日常と乖離したハコで外国人フォトグラファーは何を見た?写真集『Japanese Whispers』 「ラブホテルは美術館に飾られるアートより、よっぽどアートだ」。編集者・都築響一氏は言い、たしかに日本特有の文化として海外のメディアにも繰り返し取り上げられてきた「ラブホ」。回転ベッドに、メリーゴーランド、方々鏡で囲まれた… INTERVIEW · 2017.1.12 ·
55ヶ国1200人、若者のベッドルーム。 天井から覗く“世界の世代のリアル”「My Room Project」 「世界中にいる自分の同世代って、どんな部屋でどんな暮らしをしているのかなって」 ふとした好奇心に駆られた、30歳。ミレニアル世代生まれのJohn Thackwray(ジョン・サックレー)。6年前から自分の足で世界を旅し、… INTERVIEW · 2017.1.4 ·
実の弟が“妹”へ。思春期、葛藤と性転換を撮った15年。 写真家・Rona Yefmanが語る姉弟のファンタジー 成長するってなんなんだろう。 ただ歳を重ねていくこと。憧憬など持たず現実に目を向けること。「大人」という分厚い皮膚を纏って自由を放棄すること、なのか。 今年9月に出版された一冊の写真集は、センセーションを巻き起こした。タ… INTERVIEW · 2016.12.20 ·
「ニューヨークとストリートフォトグラフィの相性」。 70・80年代、真のコミュニティだけが撮らせたシーンを語る 写真家Robert Herman ニューヨークは、フォトジェニックな街だ。 ゆえに、この街を捉えた写真はいまも昔もごまんとあるが、その中でも彼の写真は格別で、ニューヨークの街角が吸って吐いてきた数十年前の空気がひしひしと伝わってくる。それは、あの角を曲が… INTERVIEW · 2016.10.18 ·
5年間の服役と自宅軟禁で学んだ写真。 世間に戻った写真家は、社会の歪んだ側面を切り取る。 Donato Di Camillo(ドナート・ディ・カミッロ) Donato Di Camillo(ドナート・ディ・カミッロ)が「フォトグラファーになるまで」のストーリーは異色だ。学校に行かずアシスタントもせず、というよく聞く話ではない。写真の知識と技術は、3年間の服役中と、2年間の… INTERVIEW · 2016.10.9 ·
ニルヴァーナとの最初で最後の1日。「泳ぐ赤ちゃん」の写真家が回想する数時間、昼寝するカートとメンバーの素顔 Kirk Weddleインタビュー 1991年10月某日。ロサンゼルスのとある民家のプールでは、あるバンドのプロモーション用撮影が行われていた。カート・コバーン、デイブ・グロール、クリス・ノヴォセリック。グランジロックバンド、Nirvana(ニルヴァーナ)… INTERVIEW · 2016.10.7 ·
「笑わない自分と子どもたち」を撮り続ける母。 鬱と躁、双極性障害を患うフォトグラファーが伝えたいこと 美しい。だけど、暗くて悲しくて、ちょっと怖い。 そんな写真シリーズを撮るのは、ノルウェー人フォトグラファーMaren Klemp(マレン・クレンプ)。 妻であり二児の母である彼女は、他人から理解されにくい自身の「双極性障… INTERVIEW · 2016.9.3 ·
ドラッグはいらない、現代“ネオヒッピー”。60年代からヒッピーを撮り続けた大御所写真家が語る、新旧ヒッピー論 ピースサインにサイケデリックカラー。マリファナを燻らせ、退廃的なライフスタイルに身をまかせる ー 「ヒッピー」に抱くイメージはこんなところだろうか。 1960年、70年代にいたヒッピーたち、時代は変わってこの21世紀にも… INTERVIEW · 2016.8.1 ·
チェルノブイリのかつての子どもたちの現在。原発事故から30年、彼らが生きるのは“チェルノブイリが生んだ町”スラブチッチ 1986年4月、チェルノブイリ原子力発電所が爆発した。その2年後、避難民のために森林地帯を切り開いて作られたのが、現場から約50キロ東にあるニュータウン、Slavutych(スラブチッチ)。いまでもおよそ2万5,000人… INTERVIEW · 2016.7.14 ·