NYCタクシードライバーがとらえた〈密室の乗客たち〉運転席から写した20年間、後部座席の露わな人間模様 377430—とある写真家の“ナンバー”だ。80年、90年代に、意識せずとも数千の目に入ったはず。ライアン・ワイデマンは、1982年からの20年間、ニューヨークのタクシードライバーだった。ライセンスナンバーは冒頭6桁。そ… INTERVIEW · 2018.7.12 ·
「新聞の方がまだまだ読まれる」雑誌カルチャー発展途上のイスラエルで進める〈ジンカルチャーとジン制作〉 諸説あるが、1920年代に一部のSF愛好家たちの間で交わされた個人出版物がはじまりだとされる。70年代のパンクにハードコアシーン、90年代のライオットガールムーブメントに引き継がれていく。インターネットなき時代にニッチで… INTERVIEW · 2018.7.8 ·
止まった30年を進める、SNS上の〈中東のストリート〉紛争と黄金に覆われた僕らのありふれた日常 フィルムカメラが流行っている。手のひらにおさまるサイズで、シャッターを切るまでが早いものが人気だ。スニーカーも自転車もサッカーも関心事。 「中東と聞いて最初に思うのは、危ない、とか、紛争のイメージでしょ? 流行っているも… INTERVIEW · 2018.7.4 ·
〈巨大看板・ビルボード〉で政治メッセージ伝達作戦。SNS全盛期に“最も古典的なメディア”を使いこなす広告集団 「市民の日常に、もっと政治や社会情勢の話題を」。近年、市民の政治談義を鼓舞する動きは盛んだ。「#OccupyWallStreet」や「#MeToo」など政治的なハッシュタグや、米国民の7割が観賞するスーパーボウルで流れた… INTERVIEW · 2018.7.2 ·
「本という紙に刻まれた情報を所有したい」本を無意識に買う〈ビブリオマニア(蔵書狂)〉の2万5,000冊の生活 「欲しいというよりは、“持っておくべきだ”という感覚に近い」。数えきれないほどの背の高い本棚に囲まれ、2万5,000冊の本とともに毎日寝起きする。 「私が本を集める理由は正直わからないけれど」。自身を“ビブリオマニア(蔵… INTERVIEW · 2018.6.26 ·
ホワイトな出版業界に新たなシーン〈ワーキングクラスの出版〉労働者階級出身22人の作家、地方都市の本作り 「アート業界にワーキングクラスの居場所はあるのか?」。先月の英ガーディアン紙に踊った記事の見出しだ。映画や放送、出版、芸能などのクリエイティブ業界における労働者階級出の人口が圧倒的に少ないという報道である。出版では全体の… INTERVIEW · 2018.6.14 ·
「1868年も2018年も同じ」NYC公園アートディレクターに聞く〈引き継がれる大都市のパークカルチャー〉 「ニューヨークの面積の40パーセントは、ストリートか公園で占められています」 26パーセントがストリートで、14パーセントが公園。だから、ニューヨークを歩いていると高層ビルと同じくらいの頻度で公園にぶち当たるというわけか… INTERVIEW · 2018.6.13 ·
生理というタブーに切り込んだあの下着ブランドの起業家、次は〈お尻〉なぜ彼女は“便座”で人の感情を揺さぶれるのか なぜ用を足したらお尻を紙で拭くのか。「みんなそうしているから」「それが普通だから」—それは質問の答えになっていないという。 ナプキン要らずの下着ブランド「THINX(シンクス)」や朝からクラブで踊る「デイブレイカー」。常… INTERVIEW · 2018.6.13 ·
寝室引きこもり4000曲。元祖ベッドルームミュージシャン(20世紀最も見過ごされている作曲家)RSムーアを解剖する “ベッドルームミュージシャン”という単語が音楽誌を駆け回ったのは数年前のことだったろうか。あえて荒削りの音で雑さを演出するローファイサウンドに、生活音が混じり込んでもあえてそのままにしておくスタイル。バンドを組んでデカい… INTERVIEW · 2018.6.12 ·